- 乳母の分際で
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- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094075151
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[日販商品データベースより]
婚約破棄された転生令嬢が辺境で育児ライフ
十三人きょうだいの長女だった前世の記憶を持つディアナは、夜会で王太子から婚約破棄を告げられる。ディアナの実家ツェーリンゲン公爵家と王家の間では、半世紀に一度婚姻を結ぶことが定められていたが、こうなっては仕方がない。何事においても冷静なディアナは、自立して生きるために働く道を選ぶ。
職業斡旋所で見つけたのは、魔物が跋扈する辺境にあるライトニンゲン伯爵家での乳母というお役目。貴族たちの噂話が届かない遠い場所で働こうと思っていたディアナには、好条件の仕事だった。伯爵の子どもは三人。みな問題児でトラブルを起こしてばかりのようだが、それも伯爵の妻である子どもたちの母が突然姿を消したことが理由らしい。ディアナはたくさんのきょうだいを育てた前世の経験を生かせると、伯爵家で働くことを即決する。
だが、子どもたちは予想以上に手強く、伯爵は厳格で難しい人物。しかも魔物が荒らすこの地は常に危険と隣り合わせだった。その上、ディアナの周囲で不穏な騒動が起こるが、いつも優しく励ましてくれる伯爵の弟・アトラス卿の笑顔に、ディアナは癒やされるようになって……!?