- こだま標本箱
-
徳間書店
谷瑞恵
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784198660833

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[BOOKデータベースより]
路地裏にひっそりとたたずむ「喫茶こだま」で働き始めた百絵。雇い主の賀見社は、古くからの言い伝えを調べる「伝説収集家」なのだという。姉の魂を連れていった井戸の神さま、切ってはいけない呪われた木の秘密―。賀見社のもとに舞い込むのはこの世の理では解くことのできない謎ばかり。思いがけず彼を手伝うことになった百絵だが、すべては、自らの切ない過去につながっていき―。奇跡に満ちた救いの物語が、あなたの心にこだまする。
[日販商品データベースより]【『思い出のとき修理します』の著者が贈る、珠玉の伝承ミステリー】
古くからの言い伝えを調べる伝説収集家との出会いが、
大切な人を失った百絵の未来を変えていく――。
******************************************
人にしかできない癒しと再生の物語が優しく胸に響きます。
マルサン書店サントムーン店 原田里子さん
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【著者より】
「こだま」は「木霊」と書きます。森の中に反響する音に、昔の人は木々の魂を感じたのでしょうか。
現代でも、御神木や謂れのある木など、大切に守られています。
日常のそばに、伝説は意外とあふれているのではないでしょうか。
伝説収集家の賀見社と、現実的な感覚の百絵、二人のやりとりも読みどころです。
どうして賀見社が伝説を集めるのか、身近な伝説に触れ百絵が何を得るのか、ぜひお楽しみください。
【あらすじ】
路地裏にひっそりとたたずむ「喫茶こだま」で働き始めた百絵。
雇い主の賀見社は、古くからの言い伝えを調べる「伝説収集家」なのだという。
姉の魂を連れていった井戸の神さま、
切ってはいけない呪われた木の秘密――。
賀見社のもとに舞い込むのはこの世の理では解くことのできない謎ばかり。
思いがけず彼を手伝うことになった百絵だが、
すべては、自らの切ない過去につながっていき――。
奇跡に満ちた救いの物語が、あなたの心にこだまする。
【目次】
1 幸せの香
2 水を染める色は
3 木々の声音
4 柳の下に眠る
5 神隠しの山