- 平安後宮の鬼食い姫
-
黒弾正と内裏の鬼
角川文庫 ま56ー1
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041164358
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[日販商品データベースより]
平安時代、貧乏貴族の娘である明乃(あけの)は、ある日突然、父から「鬼になってくれ」と頼まれる。
鬼とは、宮中で高貴な人々の食事を前もって毒見するお役目である〈鬼食い〉のこと。
父の懇願と、美味しいものが食べられるという誘惑につられ承諾した明乃は、女官として内裏に出仕することに。
そして明乃には、幼い頃にお日さまの実――橘の実をくれた光の君こと晴久(はるひさ)親王に再会し、お礼を伝えたいという密かな願いがあった。
だがいざやってきた宮中では不穏な事件が続発しており、文武に秀で、怜悧だが厳格な黒ずくめの青年・黒弾正こと源蘇芳(みなもとのすおう)が内裏の「鬼」の正体を追っていた。
明乃は、貧しいがゆえに逆に研ぎ澄まされた味覚と食の知識を活かし、彼と共に事件の真相を解き明かしていくことに……!?
第10回 角川文庫キャラクター小説大賞 〈優秀賞〉&〈読者賞〉W受賞作!