- 昭和文学研究 第91集
-
特集:加害/被害とフィクション
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784305003911
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[日販商品データベースより]
昭和文学研究 第91集 目次
【特集 加害/被害とフィクション】
戦争における加害と被害─捕虜(POW)文学を中心に……………金ヨンロン( 6 )
原爆文学における被害と加害の諸相─石田耕治と「内なる過去」の表象……………野坂昭雄(22)
精神病院の内側から─仁科東子『針の館』論─……………鈴木優作(37)
身体の所有と〈借りもの〉の生─安部公房『密会』論……………宇草和弥(52)
イチゼロ年代ライトノベルとSF的想像力─安里アサト『86─エイティシックス─』……………大橋崇行(67)
【自由論文】
牧野信一「ゼーロン」論─「ドン・キホーテ」受容の視点から……………青木怜依奈(81)
宮澤賢治「銀河鉄道の夜」における「鳥を捕る人」の役割─モーツァルトのオペラ《魔笛》の道化役としてのパパゲーノを超えて……………黄 毓倫(96)
森山啓の中間小説における北陸の農村と社会─プロレタリア文学から『小説新潮』へ─……………吉野泰平(114)
創作舞踊「仏の手」の再演不可能性─川端康成『舞姫』における舞踊劇『長崎の絵踏』と『プロメテの火』……………熊澤真沙歩(129)
谷崎潤一郎『鍵』論─郁子の自己表象の変容と昭和三十年代初頭の〈不貞〉観……………吉田夏美(145)
〈人形愛〉をめぐる欲望の屈折─澁澤龍〓「ねむり姫」論……………浜地百恵(160)
【研究動向】
森崎和江 ……………… 大畑 凜(176)
安部公房 ……………… 岩本知恵(180)
多和田葉子 …………… 谷口幸代(184)
文芸映画 ……………… 滝口明祥(188)
震災後文学 …………… 石田仁志(192)
【研究展望】
戦後詩雑誌研究の醍醐味 ─共同と相関……………宮崎真素美(197)
現代はカストリ雑誌を活かせるのか……………牧 義之(200)
将棋と文学……………矢口貢大(204)
生成AIと近現代文学研究……………牧 千夏(208)
【書評】
岡村知子著『文学と地域─自他が尊重される〈場〉を問う』……………矢澤美佐紀(211)
堀田善衞の会編『堀田善衞研究論集─世界を見据えた文学と思想』……………山戸麻紗子(215)
山田昭子編『吉屋信子 小説の枠を超えて』……………木下響子(218)
岩淵宏子著『女性表象とフェミニズム─日本近現代女性文学を読む』……………飯田祐子(222)