- 八雲と屍体
-
ゾンビから固有信仰へ
太田出版
大塚英志
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784778340520

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
文学者掃苔録図書館
-
大塚英良
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2015年07月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
大塚英志の決定版・八雲論。初めて小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に触れる読者に捧ぐ、八雲と八雲の物語を愉しむための必読書。
序 八雲とアリス
[日販商品データベースより]1 八雲とある殺人の記録
2 八雲とレキシントンの幽霊
3 八雲とゾンビ
4 八雲とフランケンシュタイン
5 八雲と勝五郎の転生
6 八雲と火星に運河を見つけた男
終章 八雲と固有信仰
墓を掘り起こし八雲は思考する
八雲が記した数々の“死”と“屍”、「物語をねだる者」と「語り部」たち、レキシントンの古屋敷を舞台に語られた幽霊譚、ディオダティ荘の夜を彩る怪奇談義、前世の記憶を持つ少年・勝五郎の転生、火星に運河を見つけた男・パーシヴァル・ローウェルとの出会い…
小泉八雲を彩るエピソードはあまりに刺激的でファンタジーじみている。しかし、それらは果たして「真実」なのか──
大塚英志の決定版・八雲論。
初めて小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に触れる読者に捧ぐ、八雲と八雲の物語を愉しむための必読書。
決してファンタジーと現実を混同してはならない。
だから、私たちは八雲という死者のファンタジーを“理解”してはいけない。
それは死者の擬人化であって、私たちが読んでいるのはあくまでも「偽八雲」なのである。(本文より)