この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 自然言語処理の基礎
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2022年08月発売】
- 脳のクセを徹底活用!「認知バイアス」最強心理スキル45
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年02月発売】
- エンジニアが知っておきたい思考の整理術
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年12月発売】
- 国家について 法律について
-
価格:1,694円(本体1,540円+税)
【2025年01月発売】
- 実践計算物理学
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年01月発売】
[日販商品データベースより]
この世界には彷徨うことでしか辿り着けない場所がある。
AIの飛躍的な進化を導く科学者らが探り当てた、オープンエンドネス〈終わりなき探索〉というコンセプト──「最高の目標を達成するには、それを捨て去る覚悟が必要だ」。AIを変えたアプローチは、目標志向で進む研究や開発のみならず、芸術、教育、組織、生活、その多くを変えることができるかもしれない。
本書の原書(米国版)が出版されたのは2015年のこと。「目標を設定しないことで、むしろ価値ある結果に至る」という、AI研究の中で得た知見の汎用性に気付いた著者らは、分野を超え、すべての人に向けて、易しい言葉で本書を執筆しました。この逆説は、多くの専門家に転機をもたらし、AI研究の核にも据えられています。しかし、いまだ多くの物事が「目標」に囚われ、私たちは目標から逆算して動くことが常になっています。もちろんなかには定めるべき目標もありますが、目標が野心的であればあるほど、それは偽りのコンパスに頼るようなもの。
事前に目的地を定め、できるだけ最短距離で目指す旅は、創造的な探求にはなりえません。あえて目標をもたないことでこそ、偶発的な出会いや予測不能な創造が連鎖し、計画的には到達しえなかった価値や視点が立ち現れてきます。本書が示すのは、そうしたプロセスを肯定する視座であり、創造性を開く構造としてのオープンエンドネスです。
あなたが興味をひかれてゆく道と、また別の道を誰かがゆくことの価値に思いを馳せて。今一度、創造的な社会の指針にしたい一冊です。