- 山と獣
-
焼畑と祭りにみる山村の民俗誌
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784540251092
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[BOOKデータベースより]
宮本常一が所長だった日本観光文化研究所に所属し日本全国の村で「あるくみるきく」ことを続けてきた民俗学写真家によるエッセイ。
第一章 笛太鼓がさわやかに響く山村
[日販商品データベースより]第二章 山の暮らしを支えた焼畑
第三章 暮らしを語るまつりと芸能
第四章 米のご飯を食べる習俗
第五章 木の実も獣も山の幸
第六章 獣にまつわる祭事と芸能
第七章 花と風雨と神仏への祈り
経済成長が最優先されたあの頃、昭和30〜50年代の村では、鳥獣害に悩みながらも焼畑で生計を立て、祭りに願いを託した人びとの「ふつうの暮らし」があった。
宮本常一が所長だった日本観光文化研究所に所属し、日本全国の村で「あるくみるきく」ことを誠実に続けてきた写真家、須藤功による写真エッセイ。宮崎県西都市の「銀鏡神楽」、同県西米良村の「焼畑」、愛知県東栄町の「シシウチ」、三信遠の「田遊」「田楽」、アイヌの「イヨマンテ(熊送り)」…二度とふれえぬ時代の光景が、そこにある。
【 目次 】
■第一章 笛太鼓がさわやかに響く山村
1 川と山と畑作物/2 阿弥陀如来に捧げる/3 田植と畑作物
■第二章 山の暮らしを支えた焼畑
1 山地を拓いて種を蒔く/2 椿山と米良山の焼畑/3 再現されたアキコバ /4 子ども焼畑体験学習/5 奥三河の焼畑の記録/6 南信濃南部の記録/7 遠江の焼畑の記録■第三章 暮らしを語るまつりと芸能
1 まつりに探る焼畑/2 まつりが語る食生活/3 花祭を読む
■第四章 米のご飯を食べる習俗
1 米の音で蘇生/2 葬式の食と習俗/3 楽しみと占い/4 大盛りの米飯
■第五章 木の実も獣も山の幸
1 山村の身近な獣/2 獣捕獲の変遷/3 島に潜む猪/4 猪を食する/
■第六章 獣にまつわる祭事と芸能
1 アイヌの熊送り/2 獣に弓矢を放つ祭事 /3 銀鏡の猪と祭事/4 椎葉神楽と猪/5 大隅半島の猪/6 沖縄の猪の祭事
■第七章 花と風雨と神仏への祈り
1 花に寄せる望み/2 南九州の祭事/3 島人の感謝と祈り/4 願いと供養碑