- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094074550
[BOOKデータベースより]
帝都の歌劇団で男役を演じる花形役者・早霧のもとに、故郷の村にいる妹が神の花嫁に選ばれたという知らせが届く。村人の信仰と畏怖の対象である神・オオルリ様の花嫁とは生贄のこと。急ぎ村へ向かう早霧だが、何者かに襲われて異界に足を踏み入れてしまう。オオルリ様に殺されると思いきや、なぜか丁重に扱われ困惑する早霧。実はオオルリ様は人間に愛されたいのに、その思いが極端に歪んでいる神だったのだ。早霧は、自分を帝都に戻すなら愛され方を指南しようと提案するが。愛する努力の方向を間違えた邪神と、恋愛に疎い男前女子の、歪で愛おしい婚姻譚。
[日販商品データベースより]愛が歪な神×恋愛に疎い花嫁の帝都婚姻譚
帝都の歌劇団で男役を演じる花形役者の早霧のもとに、故郷の瑠璃村で暮らす妹から手紙が届いた。どうやら妹が嫁に『逝く』ことになったらしい。瑠璃村では、信仰と畏怖の対象である神・オオルリ様に、花嫁として生贄を捧げる風習があり、その花嫁に妹が選ばれたのだ。早霧が今まで帝都でがんばってきたのは、いつか妹と一緒に暮らすため。妹を村から連れ出そうと、早霧は固い決意を胸に故郷へと戻る。
妹と再会したものの、突然現れた何者かに襲われて異界への鳥居をまたぎオオルリ様の領域に入り込んでしまう早霧。今まで生贄に選ばれて村に戻ってきた娘はいない。すぐオオルリ様に殺されると思った早霧だが、なぜかオオルリ様は早霧を溺愛しようとし、私を愛してくれるか、と聞いてくる。
実は人間に愛されたいと強く願うオオルリ様。だがオオルリ様から人間への愛情表現は歪んでいて、手段が残酷で忌まわしい。早霧は、いずれ帝都に帰してもらうことを条件に、男役で培った技術を駆使して愛され方を教えようと提案するが……。
愛する努力の方向を間違えがちな邪神と、愛の指南役となったものの恋愛方面に疎い男前女子の、歪で愛おしい婚姻譚。
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