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[BOOKデータベースより]
ロクルス王国の小さき王子―ロクルス十世が攫われた。お守り役の騎士レヴィンは王国内はもちろん大陸中を駆けずり回って探していたのだが、どういうわけか見つけた王子は妖精しか棲めない妖精島でハーレムを作っていた。しかもこの光景、レヴィンの愛読書であるロクルス一世の著書『おねショタハーレム愛ランド〜そこはダメだよお姉ちゃん〜』にそっくり。目の前で理想のハーレム小説が現実化していることに、レヴィンは思わずニヤリとする。「おいおい、面白くなってきたじゃねえか!」面倒ごとが嫌いで一匹狼のレヴィンはあえて介入せず成り行きを見守るつもりだったが、「黒化妖精」と呼ばれる暴走妖精によって島の壊滅とハーレム崩壊の危機に!?妖精たちにモテモテのおねショタハ〜レム主人公にツッコまず、あくまで見守りたい騎士の異世界リゾ〜トファンタジ〜!