- 簡単な生活者の意見
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- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065391372
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【2024年07月発売】
[BOOKデータベースより]
一九四五年―敗戦の夏以降ひたすら街を歩き回り過ごす少年、数年後に道端で石ころを拾いその声を待ちつづける青年、石ころのように偶然・無名・任意の存在たらんとした男はやがて妻と二人で団地に住まい激変した社会や家族の姿を見つめ静かに問う。高度経済成長の終焉からバブル期まで定点観測的に年一回書評紙に寄せた随想を軸に、虚偽と欺瞞に満ちた時代に抗し、「生」の原点に迫る思索的散文集。
団地という町
1(簡単な生活者の意見;中途半端な時間の中で;故郷に帰りゆくこころ;生真面目な喜劇の時代―団地通信1;怪し気な生活の謳歌―団地通信2;巨大な「リンチ場面」の演出―団地通信3;「惨めな生の意識」の確立―団地通信4 ほか)
2(兄の死;夫婦と私;家と女たち)