- アヴァンギャルドとジェンダー
-
イタリア・ドイツ・ロシアの前衛芸術と文学
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- A5変
- ISBN
- 9784910635163
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- なぜ勉強すればするほど頭が悪くなるのか?
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2025年10月発売】
- 学校教育は最強のビジネススキルである 自分に武器がないと感じている人のためのキャリアの教科書
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年09月発売】
- Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 改訂2版
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2024年09月発売】
- 勉強にかかるお金図鑑
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年07月発売】
- 東大生が読み解くニュースが1冊でわかる本 2025年版
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年01月発売】




























[BOOKデータベースより]
二〇世紀初頭、アヴァンギャルド運動は先鋭的に「新しい人間」像を求める一方、ジェンダーに関しては未だ保守的なイメージを払拭できずにいた。男性芸術家が中心を占めていた運動に、女性たちは自らの体験を語るための言葉を求めながら、あるいは演芸や舞踊、手芸、服飾デザインなど周辺化されたジャンルから飛び込んでいく。体験された女性性の視点から新たな芸術家像を形成する女性たちと、自らの男性性の捉え直しを迫られた男性たち。九つの論考から、ジェンダーイメージがせめぎあうアヴァンギャルド運動を見つめ直す。
第一部 アヴァンギャルド運動におけるジェンダー布置(変容する女性の意識と身体 ローザ・ロザの小説『三つの魂を持つ女』における変容の感覚;ありえた別のアヴァンギャルドを探して エミー・ヘニングスと表現主義;ダダ&構成主義と、女たちの“サフィック・モダニティ” ハンナ・ヘーヒとティル・ブルクマンの共生;男性性ファンタジーと夢 ラウール・ハウスマンの『ヒュレ』における語りと写真)
第二部 新たな女性像の探求と実践(顔の危機 ドイツ語圏の表現舞踊における仮面と女性性;バウハウスの女性たち イメージからの脱却と挑戦;女性は踊る ロシア・アヴァンギャルドとダンス・ブーム;新しい女性がまとう服 ロシア・アヴァンギャルドのコスチューム・デザイン;ロシア・アヴァンギャルドの〈働く女〉 ゴンチャローワ、マレーヴィチから社会主義リアリズムへ)