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[日販商品データベースより]
北村想作品のペーパーバックシリーズ「万平BOOKS」第3弾は、短編ミステリ小説集。
海に呼ばれる悪夢を見続ける青年の物語『悪夢の顛末』。母校から突如送られてきた現住所不明者のリスト。そこに見つけたある人物の名前が、「私」を探索の旅へと駆り立てる『現住所不明』。演劇関係の仕事に従事し、戯曲賞の選考委員も務める「私」のもとに、一人の青年が訪ねてきて、転落死した女性の降霊会に参加して欲しいと頼まれる『不可解な事件』。新居の隣人は異常なまでの整理整頓の達人。その部屋にある不釣り合いな大きさの冷蔵庫の秘密とは〓〓『かたす』。ある雪の日、語り手の「私」は次に書く戯曲の構想を練りながら、喫茶店の窓からぼんやりと外を眺めていた。すると、駅前に長時間佇む若い女性に目がとまり、彼女が詩を口ずさむのを聞いてしまう『雪の時間』。週数回、深夜の病院で透析を受けている男が、ある日窓外に見えるマンションの一室が奇妙なタイミングで明かりが明滅するのに気づき不審に思っていた。後日、その部屋で不思議な殺人事件が起こったことを聞かされる……『ナツメの夜』。
北村想の筆致で鮮やかに描き出された日常の裂け目から覗く、六つの怪奇な物語。