[日販商品データベースより]
特大号となった第4号の特集は「書物百般・紀田順一郎の世界」。
今年卒寿(90歳)を迎える評論家・作家の紀田順一郎を大特集。今なお読み継がれる「古本屋探偵」小説の誕生秘話に迫る1万字インタビューの他、荒俣宏が六十年余の師弟関係を振り返った書き下ろし「「博捜一代」随聞記」(3万5000字!)をはじめ、長山靖生、大澤聡、南陀楼綾繁、東雅夫、鈴木宏宗らが明治物、教養・読書論、古書、アンソロジー、図書館など紀田先生の様々な側面を論じます。出久根達郎、山根一眞、三上延、読書猿ら60人余が回答した約50ページの大アンケートも。約200ページに及ぶ大特集です!
巻頭は片山杜秀ロングインタビュー「古本王子の快進撃」(4万8000字!)。音楽評論家、政治思想史家として八面六臂の活躍をしながら、今なお古本市で“箱買い”する大の古書好きである片山さんに自身と本との関わりたっぷり語ってもらいました。
「小さい問題の登録」を謳う本誌は今回も、戦前の夜の歓楽街ガイド誌、春画と日露戦争、駅売十銭パンフレット、逓信省検閲などなど……これまでほとんど論じられなかった近代出版の様々なテーマを取り上げます。
レコード/CDなどに付属する解説「ライナーノーツ」の歴史、日本一の雑誌専門図書館(大宅壮一文庫)で約1万3000タイトルを確認した専門図書館司書による「雑誌の巻号表記」についての報告も。
稲岡勝(明治出版史)、安野一之(検閲研究)、毛利眞人(日本洋楽史)といった斯界の第一人者から、神保町のオタ、松ア貴之、藤元直樹といった在野研究者まで、ユニークな執筆陣が揃いました! 前号から約100頁増の特大号になります!
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