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[BOOKデータベースより]
なぜ人間関係が苦楽しいのか?その答えが、ここにある!SNSを生み出した「繋衆社会」が、政治と経済を変えていく―。分断の時代を生き抜くヒント。
序章
[日販商品データベースより]第1部 市民社会から大衆社会へ(社会へのアプローチ;大衆社会とその変容―〈1対多〉から〈多対1〉へ;大衆社会の政治・経済思想)
第2部 繋衆社会(繋衆社会の形成―〈多対1〉から〈1対1+〉へ;繋衆社会の政治・経済思想)
終章
市民社会・大衆社会を超えた「繋衆(けいしゅう)社会」の到来を論じ、多様性と“つながり”を基軸に未来の社会像を提示する一冊。
現代社会を読み解く鍵、それは「つながり」にある――。本書『「繋衆(けいしゅう)」の時代』は、市民社会、大衆社会を経て登場した新たな社会モデル「繋衆社会」を提起する。この社会では、〈友人〉でも〈他人〉でもない〈知人〉がつながりを形成し、SNSやネットワークを通じた等距離的な人間関係が特徴となっている。従来の政治や経済が社会を規定するという見方を問い直し、社会自らが秩序を形成する時代の到来を論じる。大衆社会を基盤とする価値観や制度が揺らぐ中、多様な社会問題にどう向き合うべきか。本書は、ネットワーク型社会がもたらす変化を明らかにし、政治・経済の再構築に向けた示唆を提供する。変わりゆく時代を生きる我々に、新たな視座を与える一冊となっている。
【目次】
序 章
1.大衆社会の特異性
2.社会と政治・経済関係の逆転可能性
3.〈知人〉が構成する繋衆社会
第T部 市民社会から大衆社会へ
第1章 社会へのアプローチ
1.〈1対1〉、〈1対多〉、〈多対1〉、〈多対多〉
2.〈1対1〉――インターパーソナル・コミュニケーションの根源性
3.〈多対多〉――市民社会
第2章 大衆社会とその変容――〈1対多〉から〈多対1〉へ
1.〈1対多〉――マス・コミュニケーションと大衆社会
2.〈多対1〉――ニューメディアと分衆社会
第3章 大衆社会の政治・経済思想
1.修正資本主義(ケインズ主義)
2.全体主義(ファシズム)
3.無政府主義(アナキズム)
4.社会主義(ソーシャリズム)
第U部 繋衆社会
第4章 繋衆社会の形成――〈多対1〉から〈1対1+〉へ
1.〈1対1+〉
2.プライバシーの公開
第5章 繋衆社会の政治・経済思想
1.インターナショナル・エリティズム
2.ポピュリズム
3.ネットワーキズム
4.原理主義
終 章
1.「市民社会モデル」の再考
2.「時間」の再考
3.フィルターバブル
4.全体性と弱者
5.繋衆社会と自然環境