山�ｱノ箱

ロマンチック過失漫画
けいこう舎・りぷれブックス　１

けいこう舎 地方・小出版流通センター
山�ｱまどか　荒川茂子　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2023年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784990886240

内容情報

[BOOKデータベースより]

どんなに早く走ろうと焦ってもスローモーションのように地団駄踏むばかり。…イラストレーター・デザイナーの傍ら支援の現場で働く著者初の、そして驚異の漫画作品集！往年の「ガロ」か！と話題になったウェブ連載作品「山〓ノ箱」（二〇二〇〜二三年）に、描き下ろし一本と、山谷生まれの冊子「あじいる」掲載作品を収録！

山〓ノ箱（二〇二〇年一月〜二〇二三年二月「けいこう舎マガジン（ｎｏｔｅ）」連載」）（赤縄；ほろほろこぼれる春に佇む；穴；猫うつけ；眠れぬ森の女　ほか）
「あじいる」（一般社団法人「あじいる」・あしあとプロジェクト編）より（冊子「あじいる」とは、いったい何か　編集部；あしあとプロジェクト「あじいる」発刊に際して　荒川茂子（冊子「あじいる」より）；浦島エレジー（「あじいる」ｖｏｌ．２　特集・亀山さん「祭り男の花道」より）；あんぽんたん三太（「あじいる」ｖｏｌ．４　特集・「あんぽんたん三太」より）；ローソクもらい（「あじいる」ｖｏｌ．３　特集・原沢さん「ヒミツの新聞青年」より）　ほか）

[日販商品データベースより]

《私の周辺には独自の認知枠で世界を見つめ、他にはない生き方をしている人が多い。
　もし「世の中列車」に例えるなら、なるべく他の人よりもいい席を取るとかそういうことでなくて、黙々と別の線路でも創っていくような……》
（著者「序」、本書ｐ4より）
美術の才能を、主に支援の場でチラシづくりのボランティアに傾けてきた著者の目に映る、世の閉塞感や犬や猫、赤ん坊、一緒にリサイクル缶を潰す仲間たちの横顔と人生のきらめき。著者によるカバーもその下の表紙もため息が出るほど絶妙です！
「往年の『ガロ』も真っ青！」と評判だった「けいこう舎ウェブマガジン」に連載（2020年1月〜2023年2月）に、仲間の死を受けて急遽描き下ろした一作と、山谷（さんや）生まれの冊子「あじいる」に掲載の伝記マンガも収録。
「あじいる」の背景については、一般社団法人あじいるの荒川茂子さんの解説を所収。