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[BOOKデータベースより]
浅間山のふもとにある「夏の家」で、村井俊輔は所員とともに「新宮殿」の設計を進めてゆく。村井の恋人、園芸家の藤沢衣子は、皇太子御成婚の立役者である東宮参与・小山内に依頼され、美智子妃の庭園の御用掛、相談役をつとめるようになる。緑青がうつくしい銅板葺きの緩やかな屋根、玄関ホール天井のやわらかなダウンライト、おびただしい数の障子が醸しだす静謐さ、人の目に触れ、手に触れる、建具や手すりなど木工造作のディテール…。村井が描く「新宮殿」の姿が次第に明らかになるにつれ、天皇の侍従・西尾が案じていたとおり、宮内庁の牧野が分を超えた采配を振りはじめる。―関東大震災から戦中・戦後、高度成長期まで、激変する日本社会を背景に、理想の建築をめぐる息詰まる人間ドラマを描き尽くす大河小説。
[日販商品データベースより]空襲で焼け落ちた明治宮殿に代わる、戦後日本、象徴天皇にふさわしい「新宮殿」を――。敗戦から15年、皇居「新宮殿」造営という世紀の難事業に挑む建築家・村井俊輔。彼を支える者、反目する者、立ちはだかる壁……。戦前から戦中、戦後、高度成長期の日本社会と皇室の変遷を辿り、理想の建築をめぐる息詰まる人間ドラマを描き尽くす、かつてない密度とスケールの大長篇。『火山のふもとで』前日譚ついに刊行!