[BOOKデータベースより]
第1章 放射線測定
第2章 同時計測
第3章 ラザフォード散乱
第4章 X線と結晶構造
第5章 光学―回折と干渉―
第6章 光学―分光―
第7章 物質の電気伝導と物性
第8章 高温・熱測定
第9章 エレクトロニクス
第10章 生体物質の光計測
付録A 放射線とその測定・取扱いについて
付録B 誤差について
物理学的な考え方,実験に対する姿勢を学ぶことに主眼を置き,実験に必要な基礎知識から具体例まで詳述した必携テキスト第6版を刊行。 本書は大阪大学理学部物理学科の3年次学生に対して開講している「物理学実験1 及び2(以下、物理学実験)」のテキストとして書かれたものである。大阪大学理学部物理学科では、1〜2年次で基礎的な物理学の学生実験を履修し、3年次で、本書で解説する「物理学実験」を履修する。1〜2年次での学生実験は、言わば物理実験の入門コースであり、物理現象に興味を持つ、実験することに慣れる、実験装置に慣れる、などが主な目的であると考えられる。これに対し、「物理学実験」はさらに1段階上の役割を持っている。つまり、単に教科書にそういう答えになると書いてあるからとか、数式がそうなっているからとかいう理解の仕方ではなく、実験を通じて自らその物理現象の描像を組立て、理解することの練習になっているのである。もちろん、より高度な実験技術・装置、より定量性の増したデータ測定と解析、などに触れることもできる。このように、3年次の「物理学実験」は、低学年での講義・実験などから、理論・実験にかかわらず最先端の研究への、橋渡しのような意味を持っている。(本書「はじめに」より)
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