- 流動と混在の上海文学
-
都市文化と方言における新たな「地域性」
神奈川大学言語研究センター叢書 3
- 価格
- 6,820円(本体6,200円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784823412851
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都市文化と方言における新たな「地域性」
神奈川大学言語研究センター叢書 3
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[BOOKデータベースより]
序章 上海文学における新たな「地域性」の構想
[日販商品データベースより]第一章 「地域性」を再考する「上海ノスタルジア」
第二章 上海文化論的言説としての「蘇北叙述」
第三章 方言修正による「叙言分離体」の浮上
第四章 『繁花』初稿の誕生と方言使用―「弄堂網」と投稿の前期段階を中心に―
終章 新たな「地域性」の可能性へ向けて
付録 私の精神的な故郷である上海―『繁花』邦訳者・浦元里花との対話
中国で最大の経済力を誇りつつも、反都市イデオロギーや標準語の普及によって地域文化と方言が危機に瀕する上海。この都市出身の作家や知識人は、どのようにこの現状と向き合っているのか?旧租界へのノスタルジア、移住者集団への注目、上海語での創作の試み、これらは文学にどのように映し出されるのか。本書では、方言、文化、移住者といった視点から、上海文学における流動的で混在する「地域性」を探求する。