- みんな彼女のモノだった
-
奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784750358826
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[BOOKデータベースより]
奴隷制時代の研究では、南部社会を動かしたのは男性であったとされてきた。白人であっても、女性は市民(市民権を行使する構成員)としては「社会死」に近い状態であったというコンセンサスが、学術界にもあったのである。このコンセンサスに対して、著者は本書を通じて異議を唱える。すなわち、奴隷を所有する家庭に生まれ、幼少時から自分の奴隷を所有していた白人女性は、奴隷制度の維持・発展に寄与した「共犯者」であった。「彼女たちにとって、奴隷制度は自らの自由を意味した。奴隷経済に積極的に関与して投資をし、黒人の隷属を維持することを通じて、自分たちの自由を切り拓いた」
序章 奴隷市場の女主人
[日販商品データベースより]第一章 女主人の育成
第二章 「あたしゃ奥様のもんだ」
第三章 「ご主人様ってぇのは、奥様のこった」
第四章 「彼女はもっといい市場を見つけられると思っていた」
第五章 「乳母、売り出し中/貸し出し中」
第六章 「奥様は奴隷を売り買いしてご満悦だった」
第七章 「奴隷たちは自由になって去っていった」
第八章 「前代未聞の強奪」
終章 失われた家族の絆、「失われた大義」
これまで奴隷制度が敷かれていたアメリカ南部の女性は、夫の庇護下に置かれ経済的な主体性を発揮していなかったと理解されてきた。しかし、女性は奴隷の売買に積極的に関わり、奴隷制経済に直接関与してきた。従来の歴史観を180度変え、南部アメリカの奴隷制度の実態を明らかにした衝撃の書!