- 近・現代日本語謙譲表現の研究
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- 価格
- 7,920円(本体7,200円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784823412684
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【1989年05月発売】
[BOOKデータベースより]
本書の目的と方法
[日販商品データベースより]1 近・現代における謙譲語の成立と展開(現代の謙譲語の成立条件 「お/ご〜する」を例に;近・現代の謙譲語の成立と展開1 先行研究と明治・大正期の使用例から;近・現代の謙譲語の成立と展開2 「お/ご〜申す」と「お/ご〜する」を中心に;近・現代の謙譲語の成立と展開3 「お/ご〜する」への移行と「させていただく」;近・現代の謙譲語の成立と展開4 「お/ご〜申す」と「お/ご〜いたす」 ほか)
2 謙譲語使用に関する意識と今後の変化(謙譲語と関連表現にみる「話者認知」という視点;謙譲語における話し手の判断の多様性;受益表現と敬意をめぐる問題;謙譲語に関する自然度判断とその要因)
今後の研究の方向性と課題
江戸後期から現代にかけて成立した謙譲語について、個々の成立事情とその特徴、背景にある論理とはどのようなものか。各形式はどう変化し、今後どういう方向を辿るのか。本書では補語(敬意対象)への働きかけと被影響の内実について丁寧に分析・検討しつつ、参与者の関係の多様性もふまえた体系的記述を試みる。統計解析の手法も用いて近代以降の謙譲語の成立とその展開に焦点を当てて論じた、初の研究書。