この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 物語のある鉱物図鑑
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年04月発売】
- みんなの高校地学 おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年12月発売】
- M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年08月発売】
[BOOKデータベースより]
地震と津波が起こる理由、マグマだまりと噴火のしくみ、富士山噴火と首都圏壊滅の可能性、今後必ず起きる南海トラフ巨大地震…京大人気教授による「世界の見え方が変わる」地球科学入門。1000年ぶりの「大地変動の時代」に知っておきたい地球の真実。一家に一冊、備えておきたい科学の本。
1章 地球は変化し続けている
[日販商品データベースより]2章 地球内部のマントル
3章 プレート・テクトニクスとはなにか
4章 マグマのしくみ
5章 巨大噴火のリスク
6章 今後必ず起きる超巨大地震
7章 これからを生きるために大切な「長尺の目」
2011年の東日本大震災によって、日本列島は地震や火山噴火が頻発する「大地変動の時代」に入った。これから日本列島は大変な局面を迎える。
マグニチュード(M)9という、1000年に1度の巨大地震東日本大震災によって日本列島は太平洋側に5・3メートルも引き延ばされ、地盤が不安定化した。その結果、内陸型の直下型地震が増え、今後30年ほどは地震がやむことはない。また、日本には111の活火山、東日本大震災後に直下地震を起こし始めた火山が富士山を含めて20ほどある。
南海トラフ巨大地震が予想されるのが、2035年をピークにしてその前後の5年だ。その地震が起きると、東日本大震災は死者の数が2万人、被害総額はおよそ20兆円だった、南海トラフ巨大地震は死者の数が32万人、被害総額220兆円とされている。
その中で、災害に遭わない、地震や津波、噴火で死なない、かつ財産も守り賢く生き延びるためには「地学」の知識が必要になる。
「地学=地球科学」は、「地を学ぶ」、つまり地球と宇宙、大気、海洋について知る、時間的にも空間的にもスケールの大きい学問だ。40億年前の地球の誕生について考え、地下6000キロメートルの深さで何が起きているかについて思いをめぐらせる。
私たち人類の生存の基盤である「地球」がどうしてできたのか、物理学、化学、生物学などの知見も生かしながら探究するダイナミックさは、読むものを興奮させる、知ることの喜びや面白さに満ちている。
本書は、京都大学名誉教授・京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授の鎌田浩毅氏を著者にした、最先端で、もっとも分かりやすくて、もっとも面白い地学入門。
これまでの著者の経験・知見を活かし、本書は授業スタイルの語り口で、熱意を込めたライブ感を出しながら地学のエッセンスを明快に伝える一冊となる。