新釈漢文大系 補遺編 ３

列女伝　上　

明治書院
山崎純一　

• 価格: 14,300円（本体13,000円＋税）
• 発行年月: 2025年01月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784625674402

内容情報

[BOOKデータベースより]

美貌はいらぬ、必要なのは才知！前漢末、目録学の創始者として高名な劉向は憂国の情を深める。外戚王氏の専横、成帝の趙飛燕姉妹への惑溺。帝国は滅亡の危機に瀕していた。天下泰平の基礎は「修身、斉家」。「家を斉える」のは、女性。賢婦賢母こそ最重要と考え、『列女伝』の執筆に理想を籠める。

序章　解題　『列女伝』（＝『古列女伝』）の成立と後続書（『列女伝』の語義と中国古代の女性の地位について；撰者劉向と『古列女伝』の構想について　ほか）
卷一　母儀傳（有虞二妃　ほか）
卷二　賢明傳（周宣姜后　ほか）
卷三　仁智傳（密康公母　ほか）
卷四　貞順傳（召南申女　ほか）

[日販商品データベースより]

前漢末の劉向著。伝説時代からの女性の逸話・伝記を儒教倫理の視点から賢母・良妻・賢女・貞女・義女・才女・悪女に七分類して示す。