- 生活保障と税制度の哲学
-
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784621309896
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[BOOKデータベースより]
資本主義の進展にあわせて成立した福祉国家は、20世紀の戦後リベラリズムという特異な状況下で、国家による生活保障という理念を社会にひろく浸透させた。だが、経済成長の鈍化による財源確保の問題、少子化の問題、世代間格差の問題などの深刻化によって、この理念は現在、空中崩壊しつつある。生活保障とは何か。生活保障は誰が誰に対してどのように行うべきものなのか。税制度を通じた世代間格差の是正は可能なのか。21世紀には、生活保障のあり方を理念的・制度的に再検討する必要性が高まってゆく。
第1章 アナーキズムと社会保障―相互扶助の(複数の)可能性(福祉国家から相互扶助へ;クロポトキンと相互扶助 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ベーシックインカム(基本所得)への批判的入門(基本所得のコアにある志;定義するのは難しい ほか)
第3章 社会保障制度で世代間格差を乗り越える(ケインズに見えなかった問題;社会保障の本質 ほか)
第4章 人権を保障する公正な世界をつくるには―「ビジネスと人権」と私たちの力から(人権の侵害と人権の保障;「ビジネスと人権」と指導原則―ラギーの枠組み、セン、道徳的権利 ほか)
資本主義の進展にあわせて成立した福祉国家は、20世紀の戦後リベラリズムという特異な状況下で、国家による生活保障という理念を社会にひろく浸透させた。だが、経済成長の鈍化による財源確保の問題、少子化の問題、世代間格差の問題などの深刻化によって、この理念は現在、空中崩壊しつつある。生活保障とは何か。生活保障は誰が誰に対してどのように行うべきものなのか。税制度を通じた世代間格差の是正は可能なのか。21世紀には、生活保障のあり方を理念的・制度的に再検討する必要性が高まってゆく。