[BOOKデータベースより]
いつだって、ちょっとダメな母だった―女優・中村メイコさん没後1年。思わず噴き出す!本邦初の爆笑&辛口回想録。
ガランとした衣装部屋に大量の帯揚げ
「ママは変!」父に直談判した日
父と母のわけわかめな新婚生活
世にも恐ろしき昭和ナイトと絨毯バー
泥棒が我が家から盗んだのは100万円と
ひばりさんちで日本舞踊を習う
お正月にひばりさんと観た映画の結末は!?
母がくれたキラッキラのものさし入れ
母はゴルフ場でも遊園地でも女優
休日は家族で花札、食事はキャンティへ
我が家の食卓のルールは厳しくて
サンドイッチマンになった姉に憧れた妹は
爪が凶器のオシャレした怪獣との戦い
郷ひろみさんは我が家のミッキーマウス
オジサンオバサンがお正月にやってきた
家出してディスコに逃げ込む母を迎えに
お茶碗とお椀はピサの斜塔の如く
今だから言える試験前日の水割りセットの話
伊東四朗さんが見破った差し入れの秘密
カンナがくれた「母の取説」in NY〔ほか〕
『徹子の部屋』に著者出演で大反響エッセイ
『徹子の部屋』(25年3月20日)に著者出演でますます大反響&続々重版!
◎林真理子さん驚嘆大絶賛!
天才を母に持ったことの喜劇と悲劇を越えて、さらにブラックさえほの見えるこの本、とにかく面白い。母もすごいが娘たちも負けてはいない。はづきさんの観察力と文章力に驚嘆した。
◎綿矢りささん感涙大絶賛!
天真爛漫なお母さんで大変だったのかもと思いつつ、笑えるシーン、じんとくるシーンが見事に書かれていて、心に染みました。子どもたちが母のメイコさんを、自転車の後ろに乗っけて深夜に家まで連れていくエピソードが、面白く、しみじみと情緒が深く、印象に残っています。
◎阿川佐和子さん爆笑大絶賛!
神津家のユーモアの灯は、この殺伐たる今の世の中に、なくてはならぬ希望として、勢いよく広がっていくことでしょう。だって、この本を読んで、「ウチのほうがマシ?」と思わない人はいないはず。
2023年大晦日に89歳で亡くなった女優・中村メイコさんの素顔を、次女の神津はづきさんが初めて綴った、愛情とユーモアが詰まった傑作エッセイ。昭和のドタバタ喜劇を地で行く、ウソのようなホントの話をたっぷりと!
【編集担当からのおすすめ情報】
亡くなった中村メイコさんの在りし日のことを娘・神津はづきさんが綴った回想記、ですが、そこは中村メイコさんのこと。神津はづきさんのユーモアたっぷりの筆致で母娘の姿がありありと浮かび、何度読んでも頬が緩みます。
母と娘の関係に悩んでいるかたも多い昨今ですが、はづきさんが最初に「ママは変!」と思ったのは4歳のとき。以来、57年間の「ママは変!」の蓄積がこの本に注ぎ込まれています。全国の母親(と困った母親に悩む子供)を勇気づける(元気づける)本になっていて、映像化求む!の一冊です。