この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ブリュメール18日
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2024年04月発売】
- ナポレオン時代の国家と社会
-
価格:7,590円(本体6,900円+税)
【2021年03月発売】
- カブラの冬
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2011年01月発売】
- 中世ヨーロッパの文化
-
価格:8,580円(本体7,800円+税)
【2020年05月発売】
- 中学生から知りたいウクライナのこと
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年06月発売】
[BOOKデータベースより]
「ロシア精神」とは何か―。2022年2月のウクライナ侵攻以来、ロシアは我々にとって不可解な国になってしまった感がある。しかし、ロシアにはロシアの理があり、それを支える価値観がある。ロシアの内在的な視点・論理の背後にある「ロシア精神」とはどういうものか。本書は宗教学、文化人類学、文献学など様々な領域を横断しながら、「ロシア精神」の源泉、変容、そして現代におけるありようを探る。
序章 失われた「ロシア」求めて―想起と模索の30年から(高橋沙奈美)
[日販商品データベースより]第1章 人が呪文を必要とするとき―現代ロシア人の悩みと呪文(藤原潤子)
第2章 人の心を燃え上がらせ、冷ます―ロシアの愛の呪文(藤原潤子)
第3章 中世ロシアにおける宗教心のあり方―異教信仰「ロードとロージャニツァ」とは何か(三浦清美)
第4章 教皇特使アントニオ・ポッセヴィーノが見たイワン雷帝のロシア―中近世の北方外交における非国家エージェント(井上まどか)
第5章 危機の時代のロシアとニコライ2世崇敬―ロシアにおける犠牲者意識ナショナリズム(高橋沙奈美)
第6章 呪いと祟りをいかに克服するか―『ボリスとグレープについての物語』における語句、“НЕДОУМ〓ЮЩЕ,ЯКО ЖЕ Б〓 ЛЕПО ПРЕЧЬСТЬН〓”の解釈について(三浦清美)
第7章 ふたたび『イーゴリ軍記』とは何か―A.ウジャンコーフの著作に寄せて(三浦清美)
第8章 テオーシスとは何か―パノポリスのノンノスと『ラザロ復活に寄せる講話』から(三浦清美)
終章 「ロシア精神」と向き合うこと(三浦清美)
2022年2月のウクライナ侵攻以来、我々にとってロシアは不可解な国になってしまった感がある。
しかし、ロシアにはロシアの理があり、それを支える価値観がある。
ロシアの内在的な視点・論理を(それらへの同一化は慎重に避けながら)把握する必要性は減じていない。
本書は宗教学、文化人類学、文献学など様々な領域を横断しながら、「ロシア精神」の源泉、変容、そして現代におけるありようを探る。