- 色彩について
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筑摩書房
ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン 中村昇(哲学) 瀬嶋貞徳- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480512840
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[BOOKデータベースより]
色の概念の論理は見かけ以上に複雑だ―。病床にあった晩年のウィトゲンシュタインは、ゲーテの『色彩論』に触発され、死の直前まで「色彩」の問題を考察し続けた。透明で白いガラスはなぜ想像できないのか、「赤っぽい緑」というような色はありうるか、全員が色盲である民族を想像してみよ…。『哲学探究』で示された「言語ゲーム」などの視点を採り入れた「色の論理学」ともいうべき思考実験は、われわれが自明視しがちな色彩概念を根本から揺さぶり、深い探究へと読者を誘う。同時期の遺稿『確実性の問題』にも通底する点がみとめられる、晩期の思想が端的に表れた断片集。
第1部
第2部
第3部