- 昭和史 戦前編1926ー1945 新版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582769791
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[BOOKデータベースより]
授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。日本人はなぜ戦争を繰り返したのか―。すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。国民的熱狂の危険、抽象的な観念論への戒めなど、本書に記された警鐘は、現在もなお生きている。同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直すべき一冊。毎日出版文化賞特別賞受賞のシリーズ二冊、待望の新版に!
昭和史の根底には“赤い夕陽の満洲”があった 日露戦争に勝った意味
[日販商品データベースより]昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕した 張作霖爆殺と統帥権干犯
昭和がダメになったスタートの満洲事変 関東軍の野望、満洲国の建国
満洲国は日本を“栄光ある孤立”に導いた 五・一五事件から国際連盟脱退まで
軍国主義への道はかく整備されていく 陸軍の派閥争い、天皇機関説
二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあった 大股で戦争体制へ
日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが… 盧溝橋事件、南京事件
政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン 軍縮脱退、国家総動員法
第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした 米英との対立、ドイツへの接近
なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったか ひた走る軍事国家への道
独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱 ドイツのソ連進攻
四つの御前会議、かくて戦争は決断された 太平洋戦争開戦前夜
栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かった つかの間の「連勝」
大日本帝国にもはや勝機がなくなって… ガダルカナル、インパール、サイパンの悲劇から特攻隊出撃へ
日本降伏を前に、駈け引きに狂奔する米国とソ連 ヤルタ会談、東京大空襲、沖縄本島決戦、そしてドイツ降伏
「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ…」 ポツダム宣言受諾、終戦
三百十万の死者が語りかけてくれるものは? 昭和史二十年の教訓
こぼればなし ノモンハン事件から学ぶもの
授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した半藤一利さんの「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。
日本人はなぜ戦争を繰り返したのか――。
すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。
国民的熱狂の危険、抽象的な観念論への戒めなど、本書に記された警鐘は、現在もなお生きている。
折しも2025年は戦後80年、「昭和100年」という節目の年。
日本が同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直すべき一冊。
毎日出版文化賞特別賞受賞のシリーズ二冊、待望の新版に!
新版は解説と詳細な索引を新たに付す。
【目次】
はじめの章 昭和史の根底には“赤い夕陽の満洲”があった
第一章 昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕した
第二章 昭和がダメになったスタートの満洲事変
第三章 満洲国は日本を“栄光ある孤立”に導いた
第四章 軍国主義への道はかく整備されていく
第五章 二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあった
第六章 日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが……
第七章 政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン
第八章 第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした
第九章 なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったか
第十章 独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱
第十一章 四つの御前会議、かくて戦争は決断された
第十二章 栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かった
第十三章 大日本帝国にもはや勝機がなくなって……
第十四章 日本降伏を前に、駈け引きに狂奔する米国とソ連
第十五章 「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ……」
むすびの章 三百十万の死者が語りかけてくれるものは?
こぼればなし ノモンハン事件から学ぶもの
関連年表
あとがき
平凡社ライブラリー版 あとがき
解説 山本明子
参考文献
索引
【著者】
半藤一利(はんどう・かずとし)
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書は『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『「真珠湾」の日』(以上、文藝春秋)、『幕末史』(新潮社)、『B面昭和史 1926-1945』『世界史のなかの昭和史』(以上、平凡社)など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。2015年、菊池寛賞を受賞。2021年1月12日逝去。