- パトリシア・ハイスミスの華麗なる人生
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書肆侃侃房 地方・小出版流通センター
アンドリュー・ウィルソン 柿沼瑛子- 価格
- 7,480円(本体6,800円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863856547
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書肆侃侃房
地方・小出版流通センター
アンドリュー・ウィルソン 柿沼瑛子
[BOOKデータベースより]
残された膨大な日記と手紙、インタビューから謎のベールに包まれたサスペンスの巨匠の全貌に迫る。生まれながらに背徳と残虐、愛への渇望に苦しむ「愛される」よりも「愛する」を選んだ孤独の女性作家。生誕100年を迎え、いま明らかにされる苦悩と野心、ゆがんだ愛。母親への愛憎のすべては小説作品の中に埋め込まれた。
彷徨い続ける者 1921以前
[日販商品データベースより]暗い星のもとに 1921‐1927
ばらばらな家族 1927‐1933
抑圧 1933‐1938
自由の味 1938‐1940
愛の遍歴 1940‐1942
自分という牢獄 1942‐1943
念入りに培われたボヘミアン 1943‐1945
未知のかすかな恐怖 1945‐1948
愛しのヴァージニアたち 1945‐1948
ヤドー、シャドー、シャドー、ヤドー! 1948
わたしはひと目で恋に落ちた 1948‐1949
どの街にもキャロルはいる 1949‐1951
ふたつのアイデンティティ 犠牲者にして殺人者 1951‐1953
パット・H 別名リプリー 1953‐1955
内なる妖怪の支配 1955‐1958
愛しすぎた男 1958‐1959
法を破る人々へのひそやかなる好意 1959‐1960
究極の神経症 1960‐1962
しがらみからの自由 1962‐1964〔ほか〕
"残された膨大な日記と手紙、インタビューから
謎のベールに包まれたサスペンスの巨匠の全貌に迫る
生まれながらに背徳と残虐、愛への渇望に苦しむ。「愛される」よりも「愛する」を選んだ孤独の女性作家。生誕100年を迎え、いま明らかにされる苦悩と野心、ゆがんだ愛。母親への愛憎のすべては小説作品の中に埋め込まれた――。
ハイスミスが保管していた資料、友人、敵、仲間の思い出、そして強迫観念的な人生の貴重な記録。
ーーFinancial Times紙
力強く、時に美しい伝記であり、1ページたりとも無駄がない。細部の積み重ねにより、20世紀の偉大な作家の忘れがたい肖像を生み出している。
ーーNew Statesman紙
ハイスミスは、彼女のいたずら好きなヒーローと同じように、逸脱した風変わりな人だった。
ーーJ. G. Ballard, Daily Telegraph Summer Reads
トルーマン・カポーティが絶賛した才能
20世紀を代表する作家 パトリシア・ハイスミス
代表作
『キャロル』自らの体験を基に男性作家名で発表したレズビアン小説
『見知らぬ乗客』ヒッチコックによって映画化された長編デビュー作
『太陽がいっぱい』アラン・ドロン主演で知られる名作映画の原作
パトリシア・ハイスミス Patricia Highsmith (1921〜1995)
別名クレア・モーガン。アメリカの女性作家。テキサス州フォートワースに生まれるが、生涯の大半をヨーロッパ大陸で過ごし、最終的にはスイスのロカルノで病死する。父親はジェイ・バーナード・プラングマン、母親はメアリー・コーツ。後に母親がスタンリー・ハイスミスと結婚したことにより、ハイスミス姓となる。最初の長編『見知らぬ乗客』がヒッチコック監督に、第三作目『太陽がいっぱい』がルネ・クレマン監督によって映画化され、作家としての地位を確立する。「不安の詩人」と評された彼女の作風はアメリカよりもむしろヨーロッパで先に受け入れられた。またクレア・モーガン名義で自らの恋愛体験をもとにしたレズビアンロマンス小説『ザ・ブライス・オブ・ソルト(後に『キャロル』)』を発表し、こちらもトッド・ヘインズ監督によって映画化された。"