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[BOOKデータベースより]
古来、日本にとって大いなる「他者」であり続けている中国。近代化を目指した日本において、その中国との差異化は文明論の大きな課題であった。伝統的な「漢学」を打破しつつも、西洋の「シノロジー」をそのまま受容せず、独自の「支那学」を作り上げた近代日本の知識人たち。その学問は戦争や時局の流れに翻弄され、時には「光」となり人々の心を照らし、また、「影」となり批判や反省の対象となることもあった。知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。
総論
[日販商品データベースより]第1部 「東洋史」と「支那学」の確立(那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に;白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 ほか)
第2部 中国研究に新風を吹き込む(青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者;宮崎市定と軍隊 ほか)
第3部 日中書画交流(富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々;近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって ほか)
第4部 アジア踏査(関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果;鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 ほか)
第5部 ジャーナリストの目に映った中国(在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一;橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 ほか)
古来、日本にとって大いなる「他者」であり続けている中国。
近代化を目指した日本において、その中国との差異化は文明論の大きな課題であった。
伝統的な「漢学」を打破しつつも、西洋の「シノロジー」をそのまま受容せず、独自の「支那学」を作り上げた近代日本の知識人たち。
その学問は戦争や時局の流れに翻弄され、時には光となり人々の心を照らし、また、影となり批判や反省の対象となることもあった。
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。