言いたいことが言えないひとの政治学

犀の教室　Ｌｉｂｅｒａｌ　Ａｒｔｓ　Ｌａｂ　

晶文社
岡田憲治　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2024年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784794974570

内容情報

[BOOKデータベースより]

家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界…。主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり…ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法とマインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。

理論編（「声を上げよう！」と言われても；「言う」ための技法；「やる」ための技法）
実践編（ネトウヨになった父に暴言はやめてと言いたい；「男なら泣くな」と子どもを叱る夫に言いたい；マンション管理組合の長老に「話を聞いて」と言いたい；ＰＴＡ活動で「ムダな仕事は省こう」と言いたい；会社に給料を上げてほしいと言いたい　ほか）

[日販商品データベースより]

「給料上げてと会社に言いたい」
「暴言やめてと老親に言いたい」
「戦争やめろと世界に言いたい」……
じっとガマンするのでも、ガツンと言ってやるのでもない――
人生を自分でつくっていく、大人のための対話術

家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、
私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。
言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界……。
主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。
そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。
ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり……
ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。
個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法と
マインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。

「いろいろな人間がいるこの世界で心の異音が大きくなった時、「言う／言えない」の二つに一つの選択肢しかないということはやはりないのだ、ということです。「言う」と「言わない」の間には、広大なエリアがある……そのことをみなさんは知らない、いや「忘れている」のです」（本書より）