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[BOOKデータベースより]
池田大作とは一体何者であったのか―。戦時中の創価教育学会や戦後に再建された創価学会の真の姿を追った前著『創価学会秘史』に続き、本書はその問いに迫ろうとする試みである。今回、水先案内の役割を果たすのは創価学会自らがまとめた「総合経過年表」と題する内部資料であり、宗門の高僧が書き残した通称「河辺メモ」と呼ばれる備忘録だ。これらを軸に公刊資料から裁判記録まで幅広く渉猟し、結果、にわかに眼前へと浮かび上がって来るのは、謀略と裏切りに彩られた知られざる池田の半世紀である。
第1章 青年部参謀室長
[日販商品データベースより]第2章 大阪事件の英雄
第3章 青年会長の誕生
第4章 正本堂供養の狂乱
第5章 言論出版妨害問題の蹉跌
第6章 創共協定の屈辱
第7章 前門の妙信講、後門の正信覚醒運動
第8章 師子身中の虫
第9章 嵐の四・二四
第10章 シーホース
第11章 恐喝か、口止めの取引か
第12章 増上慢と二人の死
第13章 硝煙とカネの臭い
第14章 C作戦
第15章 破門
第16章 竹入・矢野攻撃、そして最後の日々
創価学会の薄暗い秘密が記録された第一級の極秘資料を大量に入手!
ひとつは創価学会自らがまとめた「総合経過年表」と題する内部資料であり、もうひとつは宗門(日蓮正宗)の高僧が書き残した通称「河辺メモ」と呼ばれる備忘録だ。前者は、かつての中枢幹部にして弁護士、そして創価学会史上最悪の反逆者となった山崎正友への対策資料として作られたもので、1980年にあった山崎による学会への恐喝事件をヤマ場に概ね1951年から1983年までの期間における学会内部や宗門・日蓮正宗(1991年に創価学会を破門)などの動きを年表形式で、関係者の発言をも含め極めて詳細にまとめている。合計190枚あまりにも上る超一級資料だ。他方、後者は日蓮正宗の総本山・大石寺の第67世法主である阿部日顕の懐刀とされた有力僧侶、河辺慈篤が毎日のように綴っていた手書きの日記風備忘録で、1984年から1990年にかけての通年分と1991年の一部を入手した。こちらも合計180枚あまりに上る。
当時、河辺は日蓮正宗側で創価学会に関する情報収集にあたり、学会側も日顕との非公式ルートとしてその存在を頼っていた面があった。ゆえにメモには反池田職員グループはじめ学会関係者との接触の状況が克明に記され、当然、学会破門へと突き進んでいく宗門内部の動きにも詳しい。これらを軸に公刊資料から裁判記録まで幅広く渉猟し、結果、にわかに眼前へと浮かび上がって来たのは、「謀略」と「裏切り」に彩られた知られざる池田大作の半世紀である。
池田大作とは一体何者であったのか――。戦時中の創価教育学会や戦後に再建された創価学会の真の姿を追った前著『創価学会秘史』(講談社刊)に続き、本書はその問いに迫ろうとする試みである。
戦中、初代会長・牧口常三郎を獄死によって失った創価学会は、戦後、第2代会長・戸田城聖の下、折伏一辺倒で世間の評判など露ほども顧みず、ひたすら組織の拡大に向かった。戸田の急死を受けて第3代会長に若干32歳の若さで就任した池田は、1970年の出版妨害問題で社会的な批判を激しく浴びると、以降、対外イメージの修正を図っていく。同時に創価学会は水面下で、他宗派や政党、メディア、言論人など対立勢力に対して謀略工作を行うという二重人格性を深め、池田の言動も裏(組織内での放言など)と表(編集の手が入った聖教新聞記事など)の乖離が激しくなり、学会にとって最も触れられたくないものとなっていった――。晩年の池田は「第一次宗門戦争」の末に自らが会長を辞任せざるを得なくなった1979年4月に起こった一連の出来事に異常な執着を見せた。最も信頼し重用していた側近にじつはかなり早い段階から裏切られていたことが日ごとに明らかとなり、それこそが「会長勇退」の真因であったことを悟ったからだ。ぐつぐつと煮えたぎるどす黒い復讐心は歳月とともに熱量を上げ、最後、それは制御不能なものとなった…。第一級の極秘資料に記録された、池田大作の「裏」の言動が明かす、巨大宗教団体の衝撃的裏面史! 圧倒的調査力で綴られたおよそ37万字にのぼる超大型ノンフィクション!