- 心は泣いたり笑ったり
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マリーズ・コンデの少女時代
白水Uブックス 海外小説の誘惑 256
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560072561
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[BOOKデータベースより]
フランスの植民地だったカリブ海のグアドループ。裕福な黒人家庭の8人兄弟の末子に生まれ、“貧しい黒人”のようにはならないように家ではクレオール語を使わず、何でもフランス式が最高なのだとして育てられた少女が、日常生活のなかで黒人の歴史を知るすべがないまま時に白人少女から差別を受け、留学先のパリで出会った友人や書物によって、本物の人生に目覚めていくメモワール。ユルスナール賞受賞作。
[日販商品データベースより]2018年にニュー・アカデミー文学賞を受賞した、世界に誇るフランコフォン作家のマリーズ・コンデが今年2月に90歳で他界した。フランスのメディアは次々と特集を組み、フランス国立図書館で追悼式典が開かれた。コンデは作家活動のみならず、〈奴隷制を記憶するための委員会〉の委員長として当時のシラク大統領に働きかけ、〈奴隷制廃止記念日〉が制定されるなど社会活動にも尽力した。本書は、奴隷制の遺産を体を張って逆照射した作家の少女時代のメモワールである。
フランスの植民地だったカリブ海のグアドループ。裕福な黒人家庭の末子に生まれ、家ではクレオール語を使わず、何でもフランス式が最高だと育てられた。日常生活では黒人の歴史を知る手立てがなく、白人少女から差別を受け、疎外感を痛感することも。だが留学したパリで出会った友人や書物によって本物の人生に目覚めていく。ユルスナール賞受賞作。