この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- エマはみならいマーメイド 4
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年12月発売】
- エマはみならいマーメイド 2
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年12月発売】
- エマはみならいマーメイド 3
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年07月発売】
- エマはみならいマーメイド 1
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年07月発売】
- ミオととなりのマーメイド 11
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2022年07月発売】
[BOOKデータベースより]
縄文土器がつなぐある兄弟の物語。「もうじき、とびきりの器が焼きあがるぞ。こんなすごいのが作れるのはトトだけさ」アオネはカイに言って聞かせる。「見てみろよ。炎ってまじない師の手みたいだろ。ああやってまじないをかけられて、土が器に変わるんだ。炎が土を生まれ変わらせるのさ」「すごいね。なんか、怖いみたいだね」カイは首をすくめて、アオネの手を痛いくらい強く握ってきた。カイの額にかかるくせ毛と、黒く長いまつげを見ていると、アオネは弟を産んだあとすぐに死んだ母親のカカを思い出す。
[日販商品データベースより]縄文時代の兄弟の冒険成長物語。
土器作りが得意な兄アオネと弟カイの兄弟が、縄文時代を舞台に
アオネは父親の作った海の神に捧げる土器を焼く手伝いをしながら、
いつか自分でも大きな器を作りたいと願っていた、ある夜、祭りの準備中に焼きあがった父の土器を
ゆっくり眺めたい、という衝動にかられ、土器ごと沖へと漂流してしまう。
父と弟を残し、行方が分からなくなる兄と、その兄の行方を捜して旅立つ弟。
10年間、構想を温めてきた著者が、縄文時代の背景を丁寧に調べ、再現した世界観に浸ってほしい。