ゲスト さん (ログイン)
ゴールデンウィーク期間の営業についてのご案内
ウェブアクセシビリティサービス導入のご案内
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
NHK出版 小山内園子
点
本書における“弱さ”とは、自らの意志とは関係なく、選択肢を奪われている立場のこと。激動の歴史、そして暴力的な社会のなかで、声を奪われ、人生の断崖に追い詰められる―。そんな“弱さ”に置かれた人々の思考と格闘を、韓国現代文学は、リアルに、真摯に描いている。そこに込められた「声」を聴き取るために、一つひとつの物語を、丁寧にほどいていく。NHK「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送されたラジオ講座が待望の書籍化!
試練の歴史と作家のまなざし―パクミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』ある女性が“ひとり”になるまでの物語―チョナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』性暴力を「信じてもらえない語り」で描く―カンファギル『別の人』「普通」の限界、クィア文学が開けた風穴―パクサンヨン『大都会の愛し方』経済優先社会で行き場を失う労働者―孔枝泳『椅子取りゲーム』植民地支配下、声を上げる女たちの系譜―パク・ソリョン『滞空女 屋根の上のモダンガール』民主化運動、忘却に静かに抗う―キム・スム『Lの運動靴』セウォル号沈没事件・キャンドル革命と“弱者”―ファン・ジョンウン『ディディの傘』「子どもが親を選べたら」少子化が生んだ想像力―イ・ヒヨン『ペイント』社会の周縁から人間の本質を問う―キム・ヘジン『中央駅』あり得たかもしれない、ハッピーエンドの物語―チョン・セラン『シソンから、』高齢女性の殺し屋が問いかける“弱さ”―ク・ビョンモ『破果』弱くある自由を叫ぶ―チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』
物語のなかの〈弱さ〉が、読む人の心に光を灯すどの作品も、〈弱さ〉を正面から描いているから――。著者が数々の作品の翻訳を手掛けるなかで、「なぜ韓国現代文学に魅せられるのか」を自らに問い、深く考えてたどり着いたのが、この答えでした。〈弱さ〉とは、自らの意志とは関係なく選択肢を奪われた状態のこと。その視点で、『82年生まれ、キム・ジヨン』をはじめとする多彩な13の作品を読み解きながら、そのメッセージを探り、魅力を掘り下げます。一つひとつの物語を丁寧にたどっていくと、この暴力的な現代社会を生きるための道が照らし出されるはずです。2023年1月〜3月にNHKラジオ第2「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送された同名の講座、待望の書籍化!第一章:試練の歴史と作家のまなざし――パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』第二章:ある女性が〈ひとり〉になるまでの物語――チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』第三章:性暴力を「信じてもらえない語り」で描く――カン・ファギル『別の人』第四章:「普通」の限界、クィア文学が開けた風穴――パク・サンヨン『大都会の愛し方』第五章:経済優先社会で行き場を失う労働者――孔枝泳『椅子取りゲーム』第六章:植民地支配下、声を上げる女たちの系譜――パク・ソリョン『滞空女 屋根の上のモダンガール』第七章:民主化運動、忘却に静かに抗う――キム・スム『Lの運動靴』第八章:セウォル号沈没事件・キャンドル革命と〈弱者〉――ファン・ジョンウン『ディディの傘』第九章:「子どもが親を選べたら」少子化が生んだ想像力――イ・ヒヨン『ペイント』第十章:社会の周縁から人間の本質を問う――キム・ヘジン『中央駅』第十一章:あり得たかもしれない、ハッピーエンドの物語――チョン・セラン『シソンから、』第十二章:高齢女性の殺し屋が問いかける〈弱さ〉――ク・ビョンモ『破果』第十三章:弱くある自由を叫ぶ――チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』〈弱さ〉から始まる未来を想像する――あとがきにかえて
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
中村和郎 次山信男 滝沢由美子
価格:15,400円(本体14,000円+税)
【2019年02月発売】
青木雄二プロダクション 及川コオ
価格:607円(本体552円+税)
【2010年05月発売】
海本浩一 岩谷博次 宮田賢宏
価格:3,080円(本体2,800円+税)
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
本書における“弱さ”とは、自らの意志とは関係なく、選択肢を奪われている立場のこと。激動の歴史、そして暴力的な社会のなかで、声を奪われ、人生の断崖に追い詰められる―。そんな“弱さ”に置かれた人々の思考と格闘を、韓国現代文学は、リアルに、真摯に描いている。そこに込められた「声」を聴き取るために、一つひとつの物語を、丁寧にほどいていく。NHK「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送されたラジオ講座が待望の書籍化!
試練の歴史と作家のまなざし―パクミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』
[日販商品データベースより]ある女性が“ひとり”になるまでの物語―チョナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』
性暴力を「信じてもらえない語り」で描く―カンファギル『別の人』
「普通」の限界、クィア文学が開けた風穴―パクサンヨン『大都会の愛し方』
経済優先社会で行き場を失う労働者―孔枝泳『椅子取りゲーム』
植民地支配下、声を上げる女たちの系譜―パク・ソリョン『滞空女 屋根の上のモダンガール』
民主化運動、忘却に静かに抗う―キム・スム『Lの運動靴』
セウォル号沈没事件・キャンドル革命と“弱者”―ファン・ジョンウン『ディディの傘』
「子どもが親を選べたら」少子化が生んだ想像力―イ・ヒヨン『ペイント』
社会の周縁から人間の本質を問う―キム・ヘジン『中央駅』
あり得たかもしれない、ハッピーエンドの物語―チョン・セラン『シソンから、』
高齢女性の殺し屋が問いかける“弱さ”―ク・ビョンモ『破果』
弱くある自由を叫ぶ―チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』
物語のなかの〈弱さ〉が、読む人の心に光を灯す
どの作品も、〈弱さ〉を正面から描いているから――。
著者が数々の作品の翻訳を手掛けるなかで、「なぜ韓国現代文学に魅せられるのか」を自らに問い、深く考えてたどり着いたのが、この答えでした。
〈弱さ〉とは、自らの意志とは関係なく選択肢を奪われた状態のこと。その視点で、『82年生まれ、キム・ジヨン』をはじめとする多彩な13の作品を読み解きながら、そのメッセージを探り、魅力を掘り下げます。一つひとつの物語を丁寧にたどっていくと、この暴力的な現代社会を生きるための道が照らし出されるはずです。
2023年1月〜3月にNHKラジオ第2「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送された同名の講座、待望の書籍化!
第一章:試練の歴史と作家のまなざし――パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』
第二章:ある女性が〈ひとり〉になるまでの物語――チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』
第三章:性暴力を「信じてもらえない語り」で描く――カン・ファギル『別の人』
第四章:「普通」の限界、クィア文学が開けた風穴――パク・サンヨン『大都会の愛し方』
第五章:経済優先社会で行き場を失う労働者――孔枝泳『椅子取りゲーム』
第六章:植民地支配下、声を上げる女たちの系譜――パク・ソリョン『滞空女 屋根の上のモダンガール』
第七章:民主化運動、忘却に静かに抗う――キム・スム『Lの運動靴』
第八章:セウォル号沈没事件・キャンドル革命と〈弱者〉――ファン・ジョンウン『ディディの傘』
第九章:「子どもが親を選べたら」少子化が生んだ想像力――イ・ヒヨン『ペイント』
第十章:社会の周縁から人間の本質を問う――キム・ヘジン『中央駅』
第十一章:あり得たかもしれない、ハッピーエンドの物語――チョン・セラン『シソンから、』
第十二章:高齢女性の殺し屋が問いかける〈弱さ〉――ク・ビョンモ『破果』
第十三章:弱くある自由を叫ぶ――チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』
〈弱さ〉から始まる未来を想像する――あとがきにかえて