- 産業革命
-
起源・歴史・現在
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560091395
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[BOOKデータベースより]
「産業革命」をめぐっては、長い論争の歴史がある。なぜ、産業革命は、1800年ごろまでは優勢だったアジアではなく、ヨーロッパ、なかでもイギリスで最初に起こったのか。産業革命が「革命」と言われるのはなぜか。産業革命によって人びとの生活はどのように変化したのか。その歴史的な前提条件や影響を考察することは、グローバル化のなかでの格差や貧困の拡大、奴隷制の過去や人種差別の存続、そして気候変動や環境破壊といった現代の構造的問題を問うことにもつながる。本書は、こうした一連のテーマを、確たるデータをもとに説得的に論じる。
第1章 過去と現在
[日販商品データベースより]第2章 産業革命の前提条件、一五〇〇〜一七五〇年
第3章 なぜ産業革命はイギリスから始まったのか?
第4章 イギリスの変容
第5章 改革と民主主義
第6章 産業革命の世界的拡大
「産業革命」をめぐっては、長い論争の歴史がある。
なぜ、産業革命は、1800年ごろまでは優勢だったアジアではなく、ヨーロッパ、なかでもイギリスで最初に起こったのか。産業革命が「革命」と言われるのはなぜか。産業革命によって人びとの生活はどのように変化したのか。
その歴史的な前提条件や影響を考察することは、グローバル化のなかでの格差や貧困の拡大、奴隷制の過去や人種差別の存続、そして気候変動や環境破壊といった現代の構造的問題を問うことにもつながる。
本書は、狭義の経済史的アプローチだけではなく、グローバル・ヒストリー、環境史、科学史、社会史・文化史など多様なアプローチを通じて、産業革命の歴史を概観している。
総じて、本書では、「産業革命はなかった」とされてきた修正主義的な見解に対して、新たな観点からの産業革命の意義を擁護している。
産業革命はもっとも重要なテーマであるにもかかわらず、日本では意外と真正面から論じた本が少ない。本書は、この間の論争や研究成果をもとに産業革命を論じた最良の一冊である。『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』などで知られる世界的権威による記念碑的著作!