- あかずの扉の鍵貸します
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087447057
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[BOOKデータベースより]
火事で家族を失った大学生の朔実は、恩人に頼まれて「まぼろし堂」と呼ばれる北鎌倉の洋館を訪れる。洋館のあるじの幻堂風彦が案内してくれた館内には迷路のように連なる大小様々な部屋があり、閉じ込めたい秘密を抱える人たちに、これらの「あかずの扉」を貸し出しているという。訳ありげな下宿人たちとともに館で暮らすことになった朔実だが…。心温まるファンタジック・ミステリー。
[日販商品データベースより]封をしたい過去、あらぬ真実、果たされざる約束……秘密の扉に委ねてみませんか?
「まぼろし堂」と呼ばれるその複雑な造りの館には、時空を超えて潜めておきたい、さまざまな「人の歴史」が預けられていた――。
火事で家族を失った大学生の水城朔実(みずき・さくみ)は、自らを育ててくれた恩人に頼まれ、「幻堂設計事務所」、通称「まぼろし堂」を訪れる。あるじの幻堂風彦(げんどう・かざひこ)が案内してくれたのは、館内に迷路のように広がる部屋の数々。この「まぼろし堂」には、「あかずの間」を貸し出すというもう一つの顔があり、さらには訳ありげな下宿人たちを受け入れてもいて……。
金木犀香る北鎌倉の古い洋館を舞台に繰り広げられる、心あたたまるファンタジック・ミステリー。
【目次】
一章 開けっぱなしの密室
二章 地下室の向こうへ
三章 天の鍵穴
四章 いつかオルゴールが鳴る日
五章 木犀の香に眠る
【著者略歴】
谷瑞恵(たに・みずえ)
三重県出身。1997年、『パラダイスルネッサンス―楽園再生』でロマン大賞佳作を受賞し、デビュー。「伯爵と妖精」「思い出のとき修理します」「異人館画廊」などの文庫シリーズ、単行本では『木もれ日を縫う』『語らいサンドイッチ』『神さまのいうとおり』など、著書多数。