[BOOKデータベースより]
當麻寺では中将姫さまが書かれた経典をなぞるお写経ができます。極楽世界を説いた奈良時代の経典「称讃浄土経」。お経を読み解きながら、姫さまの思いにふれてみませんか。
當麻曼荼羅と『称讃浄土経』(當麻寺と中将姫;當麻曼荼羅と『称讃浄土経』;経巻の体裁;背表紙;経題 ほか)
中将姫願経のお写経を体験してみましょう
當麻寺の中之坊に『称讃浄土仏摂受経(しょうさんじょうどぶっしょうじゅきょう)』という奈良時代の経典が残っています。
このお経は、中将姫(ちゅうじょうひめ)が、一千巻もお写経されたうちの一巻といわれていて「中将姫願経」とも呼ばれてきました。
當麻寺中之坊では、この筆跡をそのままなぞる写経ができるようになっており、体験した人は「お姫様と対話しているようだ」というお話をされています。
お経の前半には美しい極楽の様子が詳細に書かれており、中将姫はおそらく、その美しい極楽の姿を思い浮かべながら写経していたと思います。
本書では、中将姫が体感した美しい極楽世界の境地に少しでも近づけるように、『称讃浄土仏摂受経』に説かれる世界を、中将姫が書いた経巻をもとに読み解いていきます。
中将姫直筆お写経、全15回のうち、1回分の写し付き。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日蓮の手紙
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年05月発売】
- 「証文類」講讃
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2025年03月発売】
- 中世曹洞宗の地域展開と輪住制
-
価格:15,400円(本体14,000円+税)
【2022年10月発売】
- 南アジア 1
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2020年02月発売】
- 『大乗荘厳経論』第4章の和訳と注解
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年03月発売】