再発見！日本史

最新研究が明かす「意外な真実」
中公ムック　歴史と人物　２０　

中央公論新社

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2024年10月
• 判型: Ａ４変
• ISBN: 9784128001545

内容情報

[日販商品データベースより]

研究の成果で次々と書き換えられる日本史。読売新聞の大好評連載「日本史アップデート」をもとに、豊富な写真やイラスト、年表、図表などを交えながら、これまでの常識を覆す最新説を平易に解説した。読者がより深い視点で歴史事象を覗けるように、新たに書き下ろしコラムなどを加える。

掲載テーマは以下の通り。

「弥生時代の文字受容　硯を発見」「邪馬台国の所在地は　畿内か九州か」「古代の動乱と継体天皇　中央と豪族は関係複雑」「真の天皇陵　発掘調査で指摘相次ぐ」「聖武天皇はなぜ“彷徨”したのか」「道鏡と称徳　専制女帝の言いなり」「藤原純友　海賊首領…元は国司」「遺跡で見る平安京の実像」「古代の食生活　レシピの再現実験進む」「平清盛の福原京遷都　平氏系の新王朝描く」「鎌倉殿の１３人　北条氏は正統性を脚色」「百人一首の選者は藤原定家の嫡男？」「南朝の実像　文化保ち一定の軍事力」「足利尊氏　野心薄い気弱な貴公子」「足利義満　皇位簒奪の野望なし」「山城国一揆　主体は国人」「後北条氏の実像　民政重視の戦国大名」「三好長慶　信長以前の天下人」「豊臣秀次の切腹　真相は？」「徳川家康　乱世を生き抜く巧みな知恵」「江戸の発展　交通の要衝を再開発」「明暦の大火　都市改造は大火前から」「江戸幕府の側用人　将軍いさめもする忠臣」「赤穂浪士の評価　論争続く」「徳川吉宗　大きな政府を実現」「江戸の飢饉　数十年の気候変動起因」「大塩平八郎の乱は義挙か？」「日米修好通商条約　不平等とはいえず」「横井小楠の思想　近代日本に別の道も」「明治維新期の統治　旧幕臣　新政府に貢献」「廃藩置県の真意　混迷の政局打開策」「五代友厚　政商の悪評は誤報から」「山県有朋　外交は現実的で慎重」