貨幣とは何か？

支払決済システムと金融仲介

文眞堂
楊枝嗣朗　神野光指郎　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2024年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784830952630

内容情報

[BOOKデータベースより]

メタリズム貨幣概念を根本的に書き換えたイネス「貨幣論」、待望の邦訳！貨幣は物々交換から発生したとする常識を批判し、ケインズ貨幣論やＭＭＴ（「現代貨幣理論」）の原点をなすイネス「貨幣の信用理論」の初訳である。同時に、貨幣の理論（マルクス・ケインズ・イネス）、歴史（近代初期アムステルダム銀行）、現代（アメリカにおけるリテール金融サービスの動態とインドでの決済手段のデジタル化）を論じ、支払決済システムの変貌を歴史的に鳥瞰する。

序章　貨幣論から金融システム論へ
第１章　Ａ．Ｍｉｔｃｈｅｌｌイネス著「貨幣とは何か？」
第２章　Ａ．Ｍｉｔｃｈｅｌｌイネス著「貨幣の信用理論」
第３章　マルクス・ケインズ・イネス―貨幣とは何か？
第４章　アムステルダム銀行バンク・マネーの不変性とアジオの安定性
第５章　アメリカにおけるリテール金融サービス生態系の進化と大手銀行の事業モデル
第６章　インドにおける決済手段のデジタル化

[日販商品データベースより]

貨幣は物々交換から発生したとする常識を批判し、ケインズ貨幣論やMMT（「現代貨幣理論」）の原点をなすイネス「貨幣の信用理論」の初訳である。同時に、貨幣の理論（マルクス・ケインズ・イネス）、歴史（近代初期アムステルダム銀行）、現代（アメリカにおけるリテール金融サービスの動態とインドでの決済手段のデジタル化）を論じ、支払決済システムの変貌を歴史的に鳥瞰する。