- 本の身の上ばなし
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- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480439758
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[BOOKデータベースより]
「有為転変は人の世の習いだが、書物にも数奇な運命がある。本の身の上は、本にかかわる人の物語でもある」(本書より)。高倉健のご先祖様が書いた本、脱走兵だった作家・里村欣三、井上ひさしの父親が書いた小説、批評家も騙された贋作目録、偽書にのめり込む者…。意外な人の意外な本、1冊の本の陰に隠されたドラマなど、書物と人間とをめぐる56話。文庫オリジナル。
主婦の関所破り―福岡発、五カ月間の長旅
[日販商品データベースより]野中千代子の『女大学』―夫の気象観測支えた忍耐
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三十の名を持つ作家―少年の自立支援と文筆活動
実業家の探偵小説―現実の殺人事件を題材に
偽書の著者・岩本無縫―一高生の名かたる幻の発禁本
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世にも珍奇な贋物目録―批評家が激賞した肉筆画
古稀の俳句談議―新劇人が編んだ父の句集
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「文学芸者」の自伝―読書経験生かした新橋の女将
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人名索引つき随筆集―幅広い交遊映す「雑文」〔ほか〕
「有為転変は人の世の習いだが、書物にも数奇な運命がある。本の身の上は、本にかかわる人の物語でもある」(本書より)。
高倉健のご先祖様が書いた本、脱走兵だった作家・里村欣三、井上ひさしの父親が書いた小説、批評家も騙された贋作目録、偽書にのめり込む者……。意外な人の意外な本、1冊の本の陰に隠されたドラマなど、書物と人間とをめぐる56話。
イラスト南伸坊