この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 暗夜行路 前編 上
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2002年05月発売】
- 私の救い、私たちの希望 ボッシュ『宣教のパラダイム転換』を被災の地で読む
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年08月発売】
- 『小学国語読本』教材研究
-
価格:5,170円(本体4,700円+税)
【2025年09月発売】

























[日販商品データベースより]
「けれども私は待ち望んでいるのかもしれなかった。/目の前の風景が白く永遠と広がってゆく中で、/かつて互いのまぶたの上をかすめていたほのかな明かりと、/互いに感じあっていた微かな体温とが、/忘れ去られ、忘れ果てることを。」(「ある愛の風景」より)
なんでもないような風景に目をやれば、そこには記憶や過去の人々が、ふいに映し出されてしまう。おぼろげに揺らぐ、ともすればつかみそこない、のがしてしまうものを、二人称の呼びかけによってたしかめていくように綴られた41篇の詩。抒情詩の精髄を引き継ぐ詩人の第2詩集。
装幀=清岡秀哉