この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 女子少年院の少女たち
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2020年11月発売】
- ぼくは、かいぶつになりたくないのに
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年12月発売】
- 洪水と確率
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2021年03月発売】
- 災害情報と避難
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2021年12月発売】
- ルポ京都朝鮮学校襲撃事件
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2014年02月発売】
[BOOKデータベースより]
闇バイト、半グレ、特殊詐欺、虐待…「明日はいらない」。頼る人も安らぎもなく、犯罪に走った少年たちの孤独な心。女子少年院経験者が迫る少年犯罪のリアルと裏側!支えがあれば、人は変われる!
序章 逮捕を望む少年たち
[日販商品データベースより]第1章 虐待されつづけ、明日が見えなかった―コウタ・17歳(窃盗)
第2章 家にいられず、犯罪をして生きてきた―ヒロキ・19歳(傷害・詐欺)
第3章 犯罪の事実を抱えてどう生きるか―タクミ・19歳(詐欺・住居侵入強盗未遂)
第4章 追い詰められ闇バイトで再び犯罪へ―ワタル・18歳(出院後、強盗傷害等で再逮捕)
第5章 支えられて、自分の未来を考えはじめた―その後のコウタ
終章 生き直せる社会に向けて
闇バイト、半グレ、詐欺、虐待……「明日はいらない」
女子少年院の少女たちを取材した著者が、今度は多摩少年院、久里浜少年院の4人の少年を取材し、少年たちの心と犯罪の背景に迫った。幼少期から親に虐待されて家出、食うために窃盗や強盗をした子ども。友達の身代わりに詐欺の受け子をして抜けられなくなった子ども。それぞれの犯罪の裏には、まだ自立できない年齢なのに、頼れる大人も安らぎもないという家庭や社会の問題がある。また、少年院を出ても昔の仲間が足を引っ張る。追い詰められた結果、闇バイトの実行犯として懲役刑を受けた18歳の「特定少年」は「捕まってホッとしている」と言った。自暴自棄になっていた別の少年は「犯罪をして、ダメになったら死ねばいいやと思ってた」――。
頼れる人のいない少年が生きていくには多くの困難がある。だが少年犯罪厳罰化は進み、2022年、改正少年法が施行された。自身も少年院経験者の著者は、彼らが犯罪へと踏み込んでいくのは少年だけの問題ではなく、社会、すなわち大人の問題でもあると語る。人は人とつながることで生きていける。支えがあれば、人は変われる!