超楕円関数への招待

楕円関数の一般化とその応用

近代科学社
松谷茂樹　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2024年07月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784764907003

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　閉リーマン面と有理型関数
第２章　リーマンテータ関数
第３章　ワィエルシュトラスの楕円関数論
第４章　超楕円関数論
第５章　超楕円関数の応用
第６章　一般の曲線のアーベル関数
付録Ａ　集合と位相
付録Ｂ　代数学ミニマム
付録Ｃ　幾何学ミニマム
付録Ｄ　対称多項式

[日販商品データベースより]

【応用を見据えた「楕円関数の延長としての超楕円関数論」を提示！】

物理数学，工業数学の知識と現代数学との橋渡しをし、数学科の標準的教育を受けていなくても，超楕円曲線やその上の関数を取り扱えることを目指す一冊．
本書では，付録で知識を補うことを前提に，第1・2章に目を通した後，第3章で楕円関数論を，第4・5章でその一般化として超楕円関数論を学ぶ．一方，楕円関数論に親しんでいる読者は，第3章でワィエルシュトラスの楕円関数論に触れた後に，その一般化として第4章，第5章を読み進めることを想定した．第6章では，超楕円関数論の更なる一般化について概観している．