- ヨーロッパの地政学
-
安全保障の今
文庫クセジュ Q1065
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2024年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510650
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[BOOKデータベースより]
ヨーロッパの起源やアイデンティティの形成が、地政学的変遷や経済・政治にどのような影響を与えたのか?また、EUの限界や冷戦後の変化を分析し、現在の脅威と挑戦に対処するための方策を考察する。国家連合としてのヨーロッパの役割とは?
序章
[日販商品データベースより]第1章 ヨーロッパの輪郭とアイデンティティ(地政史学と長い時間;アジアに向かって開かれた大陸;精神的姿としてのヨーロッパ)
第2章 グローバル・アクターとしてのEUの限界(成立したヨーロッパ―政治的野心と大市場の間;汎ヨーロッパ連邦であっても、「ヨーロッパ=強国」ではない;防衛共同体としてのヨーロッパとヨーロッパの防衛とは違う)
第3章 挑戦、脅威、応答―パワーのさまざまな尺度(ヨーロッパにのしかかる脅威;ヨーロッパに不利な状況と長期的な傾向;超人が跋扈する世界における可変翼のヨーロッパ)
結論 ヨーロッパよ、あなたはどこへ行くのか
ギリシアの女神に由来するヨーロッパという言葉が地理的な語として使われるようになったのは、大航海時代以降である。「ヨーロッパという概念は、こうした偉大な事業に乗り出した人びとが、新たに発見された大陸を前にして、自己のアイデンティティを獲得し、またそうした世界との差別化を図る手段であった」(ジュリアン・フロイント)。
ヨーロッパとはいかなるものか? 著者はまず地理的な特徴や文化的要因から輪郭を示す。次に、第二次世界大戦後、複数の多国間協力システムが設立され統合が実現したが、ヨーロッパのほとんどが加盟しているEUがグローバル・アクターとなりえない原因は何なのかを考察し、最後に、さまざまな脅威の交錯する地点に位置するヨーロッパが、その脅威にどう対処するのか、その方策を探る。
ヨーロッパの役割とは何か? そしてどこへ向かうのか?