[BOOKデータベースより]
「おばあちゃんがわすれても、わたしは、ちゃんとおぼえているよ―」
[日販商品データベースより]*2025「えほん50」(全国学校図書館協議会絵本委員会選定)
中国の心あたたまる絵本を『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』の小川糸が翻訳。
「だいじょうぶ。あなたのことを、わすれたりするもんですか」
いまはもう、いろいろなことを忘れてしまったやさしいおばあちゃん。
けれども、わたしは、おばあちゃんとトウモロコシをとりに行った、あの日をわすれない。
祖母を慕う少女の気持ち、孫を思う祖母の気持ち。国をこえて、人間はみな同じです。
大好きだった祖母、そして、今では認知症ですべてのことを忘れてしまった祖母との思い出をファンタジックに描いたこの作品で、イラストレーターの早秋丸さんは新人賞を受賞し、絵本作家デビューしました。
夏のトウモロコシ畑の上に広がる青い空。
少女と祖母の上を飛んでいく幻想的なチョウたち。
畑から二人で帰る道をつつむ、いなか町の夕暮れの色。
何度もページをめくりたくなる美しい絵に、中国でも人気の作家・小川糸さんが美しい日本語訳をつけてお届けします。
*中国接力出版社と講談社の交流30周年記念企画
*ひとりで読むなら小学校低学年から 
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トウモロコシ畑におばあさんと一緒に行った思い出が、女の子にとっての大切な思い出になりました。
おばあさんは、その記憶を失ってしまったのです。
認知症という人の変化を語る、とてもデリケートなお話なので、絵本を通してのその理解は難しいかも知れません。
でも、女の子が憶えていることが、何より大切なのでしょう。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】