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[BOOKデータベースより]
本書は、アイヌの出自を持ち差別解消の運動に関わってきた現代アイヌの語りとその現象学的分析、そして語りをより大きな文脈の中に位置づける論考によって構成される。問われるのは、遺骨返還運動が示す不可視化された植民地としての北海道(第1部)、アイヌの出自を持つ女性がアイヌ/日本社会において被る複合差別(第2部)、学術的言説によるアイヌ問題の文化/アイデンティティへの矮小化(第3部)、という三つの問題である。これらの問いを通して、差別/支援を問わずアイヌを一方的にまなざし、語る側であった和人の姿と、アイヌ自身がその視線を転換させ、和人をまなざし返すことの可能性が描き出されるだろう。
まなざされるアイヌとまなざし返すアイヌ
[日販商品データベースより]第1部 遺骨返還運動とアイヌ近代史(先人の尊厳と未来の教育―遺骨返還運動にたずさわる木村二三夫さん;アイヌ文化を伝えられてこなかったことに誇りを持っている―親族の遺骨を探索するBさん;幽閉されるアイヌと遺骨)
第2部 インターセクショナリティ(アイヌ女性と複合差別―ヘイトスピーチと闘う多原良子さん;先住民フェミニズム批評―Ain’t I a Woman?/「私」は女ではないの?)
第3部 アイヌと外部を行き来する(羽をパタパタさせればいい―アイヌ近現代史研究者である新井かおりさん;家出少年は傍らに神話を持つ―美術家結城幸司さん;思想的消費とまなざしの暴力)
まなざしの転換
いまだ継続する不正義と差別に抗して、アイヌの人々は何を問い、行動してきたのか。五人の当事者へのインタビューから現代アイヌの〈まなざし〉を辿ると共に、アイヌの声を奪い、語りを占有し続ける日本人のあり方を問う。