- 教育ICTがよくわかる本
-
総務・財務をつかさどり、教育支援を進めるためのICT活用
学校事務ベーシック 4
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2024年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784761930059
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[日販商品データベースより]
★総務・財務・教育支援領域で事務職員が学校のICT活用に関わる意義と方法が分かる! 基礎から学べるベーシックシリーズ第4弾
■この本の内容
GIGAスクール構想の進展とともに、ICT活用を迫られる学校現場。学校のICT活用やGIGAスクール構想と学校事務の職務領域を接続し、事務職員が「ICT」と関わる意義と関わり方、具体的な実践事例までを網羅。「好き」「得意」の一歩先へ踏み出し、事務職員の職務として「ICT」に関わるための理論と実践をまとめたシリーズ第4弾。
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(本書「はじめに」より)
本書では、教育ICTを〈教育に関連するICT機器とその周辺や技術〉と定義し、その活用における理論的な部分とその背景、学校事務領域からの実践を示していきます。
教育ICTに関連する業務として、コンピュータ、プリンター、プロジェクター、デジタル教材、タブレットなどやその周辺機器の購入があります。そしてその管理や保守、修理の関連業務も含まれていきます。また、それらの操作方法や情報提供、研修の企画や運営も必要になるでしょう。切り口を変えれば、教育ICT機器を使用して作成した情報(保護者や職員の情報、子どもの成績など)の管理や運用も関連した業務といえます。このように、一言で教育ICTといってもさまざまな業務が存在しています。
そのなかでも本書が射程とするのは、事務職員の専門性を生かすべき職務とされる業務です。「ICTが好き」「パソコンは得意」という事務職員も多いでしょうし、若手のそれは特にあるように思います。しかし、「好き」や「得意」が高じた実践では、属人性を排除しきれないため、職の専門性向上にはつながりません。その学校における活躍だけでは、その学校における個人の自己有用感が高まるだけです。さらに、それは支援の枠を越えず、主体性も失われていきます。そのため、本書では「教育政策や法令、教育活動とICT」を理論的に整理し(第1章)、「事務職員の専門性を生かした実践例」(第2〜4章)へとつなげていきます。
本書のおもな対象読者は、教育ICTについて基本的なことを学びたいと考えている事務職員です。しかし、それだけではなく学校経営や運営を担う管理職に向けた教育ICTの入門書として活用できたり、教育委員会事務局の教育ICTを所管している職員に対しても現場の状況や実践を把握するための事例集として活用できたりするような工夫を凝らしました。
■編集担当者よりコメント
日本の学校のICT活用は遅れていると長らく言われてきた要因のひとつには、学校にICT専門の職員が配置されておらず、なんとなく「得意な人・できる人」が属人的に担当するというような風潮にあったように思います。本書はそんな教育ICTの領域に、事務職員が「職務として」関わるための理論と具体的な実践事例が盛り込まれています。ICTが得意な人も、苦手な人も、ヒントになる知識や実践が見つかるはずですので、ぜひお手に取ってみていただければ嬉しいです。