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[BOOKデータベースより]
ボーダーレスという虚構。コロナ禍での移動規制と国境閉鎖を経験した今、あらためて「境界」を考える。難民・ワーホリ・国際結婚・戦争花嫁・企業家・出稼ぎ・芸人一座・海民…人びとの前に立ち現れた「境界」とは。
第1部 海がつなぐ移動―境界を行き交う人びと(アレグザンダー・マークス―日豪を越境した領事;真珠貝漁と出稼ぎ労働者―オーストラリアの海に渡った日本人;トレス海峡をめぐる境界と移動;海のフロンティアと越境移動―マカッサンがオーストラリアに向かうまで)
[日販商品データベースより]第2部 境界の多層性―移住者たちと見えない境界(日本人戦争花嫁たちの越境と定住;ワーキングホリデー―若者の国際移動とアイデンティティ形成;国際結婚とオーストラリア移住―越境する親密圏)
第3部 拒まれる越境―彷徨う難民(伸び縮みする排除の境界―翻弄されるボートピープル;ボートピープルの経由国インドネシア―オーストラリアの政策介入;難民による文学的応答―ベフルーズ・ブチャーニーの創作活動を中心に)
第4部 変容する境界―移動から境界を問い直す(帝国主義支配下の移動と分断―泰緬鉄道建設に動員された人びと;移民たちのボネギラ―ナショナル・アイデンティティの境界を訪ねて ほか)
第5部 作品から「移動」と「境界」を考える―文学・演劇・ドラマ・音楽・映像作品・ノンフィクション(文学 ミシェル・ド・クレッツァー『旅の問いかけ』;文学 岩城けい『さようなら、オレンジ』、『サウンド・ポスト』 ほか)
グローバルな人の移動が日常化し、ボーダーレス化という語が定着したかにみえた近年、パンデミックは突如として「国境」の存在感を私たちに知らしめることとなった。国境を越えることとは、果たしてどのような経験なのか。本書では、オーストラリアを主な舞台に、「国境」ないしは様々な「境界」のあり様を、時に歴史を遡りつつ、越境者の視点に留意しながら問い直す。