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[BOOKデータベースより]
古典はいかに再生されてきたか、古典をいかに再生すべきか。この国際シンポジウムでは、その歴史を振り返り、未来に向けて、わたしたちがなすべきことを、日本の古典を学ぶ海外の人々とともに、国際的な視野からも考えようとしたものである。
1 再生する古典(古典×再生=テクスト遺産 過去文化の復興を理解するための新パラダイム;十八‐十九世紀における王朝文学空間の再興;琉球における日本古典文化の受容;翻訳にみる古典の再生―『古事記』と『日本書紀』の翻訳を中心に)
[日販商品データベースより]2 イメージとパフォーマンス(絵巻と『徒然草』絵注釈の間―デジタルアプローチの試みをかねて;人麿画像の讃の歌;霊媒“メディウム”としての古典―初期テレビと一九五六年の幽霊;江戸期における十二単の変遷―『筐底秘記』を中心に現代の装束に至る)
3 源氏物語再生史(『阿仏の文』から『源氏物語』へ;『源氏物語』享受史における詞の表象―色紙形の事例を中心に;樋口一葉と『源氏物語』―方法としての和歌)
4 江戸文学のなかの古典(柴野栗山の復古論―江戸幕府の儒臣と朝廷の文物;紀行文の中の古典―江戸時代女性旅日記を例に:上田秋成における“古典”語り)
5 WEBでの古典再生(古典本文をWEBに載せる―TEIガイドラインに準拠したテキストデータ構築)
古典はいかに再生されてきたか、古典をいかに再生すべきか。
「古典」と呼ばれるテキストは、常に再生しつづけている。
その歴史を振り返り、未来に向けて、わたしたちがなすべきことを、日本の古典を学ぶ海外の人々とともに、国際的な視野からも考えようとする。2023年2月の国際シンポジウム「古典の再生」から生まれた議論をベースに作った論文集。
未来につなぐために、多様な観点から論じる、総勢23名で考える「古典の再生」の現在地。
全体を、T 再生する古典、U イメージとパフォーマンス、V 源氏物語再生史、W 江戸文学のなかの古典、X WEBでの古典再生、の5部に分け、過去と未来を自在に行き来しながら論じる。
執筆は、盛田帝子/エドアルド・ジェルリーニ/ロバート・ヒューイ/アンダソヴァ・マラル/荒木 浩/楊 暁捷/佐々木孝浩/ジョナサン・ズウィッカー/佐藤 悟/山田和人/田渕句美子/松本 大/兵藤裕己/中嶋 隆/山本嘉孝/ユディット・アロカイ/飯倉洋一/合山林太郎/有澤知世/永崎研宣/幾浦裕之/藤原静香/加藤弓枝。
「『古典の再生』は、古典のもつポテンシャルが未来を創造する可能性に満ちていることを感じさせてくれる。」(盛田帝子)