- 大江戸恋情本繁昌記〜天の地本〜
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784086805506
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【2025年05月発売】
[BOOKデータベースより]
エンタメ小説の若手編集女子、小桜天は浅草で打ち合わせの帰り、大御所作家と鉢合わせてトラブルとなり、もみ合う内にトラックに轢かれてしまう。だが目覚めると、そこは病院ではなく、江戸時代!?謎の侍に拾われ、三味線の女師匠に世話になる天だったが、生きるため、この時代でも本を作ることにする。果たして、現代の知恵で江戸の人々にも売れる本を作れるのか?
[日販商品データベースより]令和の編集女子は、江戸時代でもベストセラーを目指します!
エンタメ小説の若手編集女子である小桜天(そら)は、数人の担当作家を抱えて忙しくも充実した毎日を送っていた。ある日、浅草での打ち合わせの帰り、編集部とトラブルになっていた大御所作家・瓦崎と出くわし、もみ合いとなってトラックに轢かれてしまう。だが、気づけば天はひとり、時代劇のセットのような場所にいた。目の前には雷門があるから、浅草には違いない。しかしリアルすぎる。混乱した天は、通りかかった侍、遠野伊織に拾われ、おふゆという三味線の女師匠に預けられる。どうやらここは本当に江戸時代らしいが、天は、明晰夢だと考えることで、なんとか正気を保つ。しかし、どこまでもリアルな夢の中では、暑さ寒さも感じるし、腹も減る。それはつまり、なんとかして生きて行かねばならないということだ。おふゆに世話になりながらその術を探す内、この時代の本作りに興味を持った天は、遠野伊織に頼んで江戸の出版社である「地本問屋」を見学させてもらう。縁あってそこで働くこととなったものの、仕事にも慣れた頃、突然、主人が店を畳むと言い出した。一難去って、というやつだったが、店の株を伊織が買い上げ、彼が新しい主人となる。己の句集を出したいだけの伊織に、強引に雇われ店主に据えられた天は、おふゆに小説(戯作)の才能があることを見抜き、令和で鍛えた編集の知恵と腕で、彼女の本を出そうと奔走するのだが――。
江戸の女たちと共に逞しく生きる令和の編集女子を描く、大江戸お仕事小説、ここに開幕!
目次
第壱話 雷門天狗娘
第弐話 江戸の書店
第参話 蟷螂同心 山上弥一郎
第四話 新たな主
第伍話 女北斎
第六話 草紙狂騒
第七話 恋情本『転生御七振袖纏』